
VANTAGE FX(バンテージFX)は今年2020年3月から日本人向けのサービスを提供し始めた海外FX業者です。拠点はオーストラリアで10年以上の経営実績があります。
VANTAGE FX(バンテージFX)はFXトレーダーにとっては非常に使いやすい取引環境が提供しており、また口座開設にあたってのキャンペーンも充実しています。
当記事ではVANTAGE FX(バンテージFX)の安全性や評判などについて、
詳しく、分かりやすく解説していきたいと考えております。
VANTAGE FX(バンテージFX)の口座開設をお考えの方は
この記事を参考にしてVANTAGE FX(バンテージFX)の口座開設をご検討いただければと思います。
目次
VANTAGE FX(バンテージFX)の特徴をざっくりと説明します
VANTAGE FX(バンテージFX)の情報を集めていると、ポジティブな口コミや評判が目立ちます。それは「取引環境」と「キャンペーン」の双方が充実している為、と思われます。
例えば「取引環境」については、最大レバレッジは500倍で最低取引数量は0.01ロットからと少額取引も可能です。資金に不安のある方や、初心者トレーダーにとっては有難い取引環境ではないでしょうか。また取引ツールとしてMT4・MT5も使用可能ですし、条件をクリアすれば各種インジケーターやその他サポートツールも使用可能です。
またVANTAGE FX(バンテージFX)の口座開設にあたって気になるのは「キャンペーン」の内容だと思いますが、現在確認できるキャンペーンは3種類あります。
詳しくは別記事でご紹介しますが、いずれも「出金可能」な「入金ボーナス」です。
これは非常にありがたいことですね。
次にネガティブな点についてもご紹介します。
まず初回入金額は最低200オーストラリアドル(約15,100円)と若干ですが高めの設定になっています。またロスカット率は50%とこちらも高めに設定されています。その他にも、キャンペーンの種類によっては口座残高が10万円以上が必要な場合があります。
つまりVANTAGE FX(バンテージFX)においては、その他のFX業者より手元の資金に余裕を持っておかなければなりません。手元資金に余裕のない方、ボーナスのみを期待して口座開設を
お考えの方は、VANTAGE FX(バンテージFX)の口座開設を控えたほうが良いかもしれません。「手元資金に余裕がなくとも10万~20万程の資金であれば用意できる」という方が多いとは思いますので、そこまで気にするような金額設定ではないと思います。
最もネガティブな点「VANTAGE FX(バンテージFX)には日本人スタッフがいない」ということではないでしょうか。公式ウェブサイト(https://www.vantagefx.com/jp/)を御覧いただければ分かると思いますが、十分な内容とは言いにくく、日本語もところどころ英語を直訳したような不自然な表現が見受けられます。この点から日本人FXトレーダーにとって、VANTAGE FX(バンテージFX)の利用、口座開設の際のサポート体制などには一抹の不安が残ります。
ここまではVANTAGE FX(バンテージFX)の概要についてご紹介させていただきました。
ここからはVANTAGE FX(バンテージFX)のFX取引環境や安全性などについて詳しく
ご紹介させていただきます。
VANTAGE FX(バンテージFX)の取引環境について
まずVANTAGE FX(バンテージFX)の口座には3種類あります。
スタンダード口座、RAW口座、PRO口座があります。
そのうち、日本人(日本居住者)はスタンダード口座、RAW口座しか選択することができません。
口座の種類によって取引形態や取引手数料、スプレッド、初回入金額が異なります。
例えば初回入金額については上記でご紹介した通り、その他FX業者より高めに設定されています。スタンダード口座では200オーストラリアドル以上、RAW口座のそれは500オーストラリアドル以上です。日本円に直すとスタンダード口座は約15,100円、RAW口座は約37,700円です。それでも他社と比べて、飛び抜けて高いという訳ではありません。
スタンダード口座の特徴について
VANTAGE FX(バンテージFX)のスタンダード口座の特徴は
「NDD STP方式・取引手数料が無料・スプレッドが他口座より広め」です。
つまるところ他社の通常口座(標準的な口座)と同じタイプとお考えいただければ差支えございません。
またVANTAGE FX(バンテージFX)のスタンダード口座には、この口座限定のリベートプログラムが存在します。このリベートプログラムにより、1ロットの取引で2オーストラリアドルのキャッシュバックを受け取ることが可能です。VANTAGE FX(バンテージFX)のスタンダード口座は他の口座よりスプレッドが広く設定されていますが、このリベートプログラムにより広めのスプレッドをある程度カバーすることができますね。
RAW口座の特徴について
VANTAGE FX(バンテージFX)のRAW口座の特徴は
「NDD ECN方式・取引手数料アリ(1ロットあたり3オーストラリアドル)・スプレッド狭め」でして、これも海外FX業者などに見受けられる、中級者以上向けの口座と大きく特徴は変わりません。
上記で触れた初回入金額が少し多めに設定されていますが、最小取引サイズ、最大レバレッジ(500倍)、取引できる通貨ポジションなどはスタンダード口座と変わりません。
PRO口座の特徴について(参考までに)
先にも触れました通り、日本人トレーダー(日本居住者)はVANTAGE FX(バンテージFX)のPRO口座を開設することができません。
口座残高が200万以上必要である点から、VANTAGE FX(バンテージFX)のPRO口座は相当に敷居が高いですね。しかしその見返りとしてRAW口座より取引手数料が安く(1ロットあたり片道2オーストラリアドル)、スプレッドもRAW口座より狭く設定されています。
なおその他の設定はRAW口座と変わりありません。
とにかく、上級FXトレーダーにとっては優良な取引環境であるでしょう。
以上、VANTAGE FX(バンテージFX)のスタンダード口座、RAW口座、PRO口座について、それぞれの特徴をご紹介してきましたが、どの口座も以下の点は共通しています。
・最小取引数量は0.01ロット
・最大取引数量は1ポジションあたり50ロット
・最大保有ポジションの制限はなし
・ロスカット率50%
です。スプレッドの広さ、リベートプログラムなどを考慮に入れてご検討いただければと思いますが、初心者トレーダーだけではなく、中上級トレーダーにとっても良好な取引環境であるのではないでしょうか。
通貨ペア・株式・CFDの種類について
VANTAGE FX(バンテージFX)ではFXだけではなく、株式取引やCFD取引も可能です。
ここではVANTAGE FX(バンテージFX)で取引可能な各商品(ポジション)についてご紹介していきたいと思います。
通貨ペアについて
VANTAGE FX(バンテージFX)で取引できる通貨ペアは48種類です。
(注)AUD:豪ドル、CAD:カナダドル、CHF:スイスフラン、CNH:オフショア人民元、EUR:ユーロ、GBP:英ポンド、HKD:香港ドル、JPY:日本円、MXN:メキシコペソ、NOK:ノルウェークローネ、NZD:ニュージーランドドル、PLN:ポーランドズヴォティ、SEK:スウェーデンクローナ、SGD:シンガポールドル、TRY:トルコリラ、USD:米ドル、ZAR:南アフリカランド
例えば対日本円の通貨ペアですと、
AUD/JPY、GBP/JPY、CAD/JPY、NZD/JPY、CHF/JPY、SGD/JPY、
EUR/JPY、USD/JPYの8種類が取引可能です。
注)AUD=オーストラリアドル、GBP=イギリスポンド、CAD=カナダドル、
NZD=ニュージーランドドル、CHF=スイスフラン、SGD=シンガポールドル、
EUR=ユーロ、USD=アメリカドル
またその通貨ペアについては以下の通りです。
EUR/SEK、EUR/SGD、EUR/TRY、EUR/USD
注)CNH:オフショア人民元、HKD:香港ドル、MXN:メキシコペソ、NOK:ノルウェークローネ、PLN:ポーランドズヴォティ、SEK:スウェーデンクローナ、SGD:シンガポールドル、TRY:トルコリラ、ZAR:南アフリカランド
以上の48種類になります。VANTAGE FX(バンテージFX)取り扱っている通貨ペアは特に多くはなく、むしろ他の海外FX業者と比べれば少ないかと思われます。
株式取引、CFD取引について
VANTAGE FX(バンテージFX)は取り扱い通貨ペアが他社より少ない分、
株式の種類が充実しています。その取扱数は104銘柄!有名どころですと、
米国株ではULVR(ユニリーバ)、GSK(グラクソスミスクライン)、AZN(アストラゼネカ)など、欧州株ではRNO(ルノー)、SIE(シーメンス)などです。
またCFD取引では世界各国の株式指数(14銘柄)、貴金属(4銘柄)、エネルギー(7銘柄)、商品(5銘柄)、仮想通貨(6銘柄)などについても取引可能となっています。
VANTAGE FX(バンテージFX)の安全性について
ここからはVANTAGE FX(バンテージFX)がユーザーに対し提供している「安全性」に関する口コミ、評判、事実を集めた結果をご紹介していきたいと思います。
全体的にVANTAGE FX(バンテージFX)の安全性に対する評価は高いです。
金融ライセンスの取得はもちろん、約定力の高さや信託保全もしっかり成されています。
ちなみにVANTAGE FX(バンテージFX)が取得している金融ライセンスに関する情報は
以下の通りとなります。
Vantage FXはVantage International Group Limitedの商号です。Vantage International Group Limitedは、ケイマン諸島金融庁(CIMA)、証券投資事業法(SIBL)番号1383491によって承認および規制されています。
規制当局は、厳格な資本要件を満たし、リスク管理・定期的なスタッフのトレーニング・財務コンプライアンス・厳格な監査手順を含む内部手順の順守を金融サービスプロバイダーに厳しく要求しています。VantageFXは、その要件を満たし規律を順守しお客様に安心できるサービスを提供しております。(以上、VANTAGE FX公式WEBサイトより引用)
注)VANTAGE FX(バンテージFX)は日本人顧客に対してはケイマン諸島金融庁(CIMA)の
金融ライセンスで営業を行っています。しかしVANTAGE FX(バンテージFX)
の本社はオーストラリアであり、日本人以外の顧客に対してはオーストラリアやイギリスにおけるライセンスで営業を行っています。
VANTAGE FX(バンテージFX)の口座開設をお考えの方は、以下の安全性に関する評判についても是非ご一読くださいね。
安全性に対する評判①「約定力の高さ」
VANTAGE FX(バンテージFX)に対するポジティブな口コミの中には、VANTAGE FX(バンテージFX)の約定力の高さに対する評価が多く見受けられました。
注文内容を確実かつ迅速に約定できることは、FX業者にとって顧客からの信頼に関わる、非常に重要な要素です。
VANTAGE FX(バンテージFX)はこの約定に関わるサーバーシステムの内容をWEBサイト上にて公開しています。
複数のLP(リクイディティプロパイダ)と提携しています。またLP同士を繋ぐハブには、金融機関などにソリューションを提供するOneZeroを採用しています。OneZeroを採用している金融機関の中には、世界的に有名なCitiBank(シティ銀行)やウェストパック、クレディスイスにHSBCなどがあります。
取引用のサーバーはEquinixを採用しており、高速通信によるスピーディな取引環境を提供しています。Equinix社はアメリカ国内に拠点を置く金融データサービスを提供している会社です。日本国内のFX業者でも採用されています。Equinix社の提供する優れた環境により、リクオートやスリッページなどはほとんど発生せず、約定が非常にスムーズであると、VANTAGE FX(バンテージFX)のユーザーからは高評価のようです。
注)リクオートとは?
リクオートは「Re Quote」と表記し、「指値を注文していたにも関わらず、FX業者がその指値で約定を拒否して別の価格を提示してくること」です。成行注文が約定されない、指値注文が約定されない、といった経験はFXユーザーならば一度、二度だけの経験ではないと思います。
このリクオートは相場変動が激しいときに起こりがちな現象です。国内のFX業者は指値注文でリクオートが起こる場合があり、改善してほしいという口コミが今でも見受けられます。
注)スリッページとは
車が滑って(スリップして)止まれないように、FXにおいて指値で注文した価格からズレて約定されてしまう現象です。先に「約定力」と表記しましたが、実質スリッページが発生しないこと=約定力が高いと考えることができます。スキャルピングなどにおいては0.1pipsの差が命取りになる可能性もあり、スリッページが発生するかしないかは非常に重要な問題です。
繰り返し申し上げますが、VANTAGE FX(バンテージFX)はこれらの取引環境に関する情報を全て公開しています。FXトレーダーが安心して取引できるよう、にという配慮でこれら情報を提供してくれるVANTAGE FX(バンテージFX)の企業姿勢をユーザーは高く評価しているのではないでしょうか。
参考までに・・各種の制限が少ないのも特徴です
以上のようにVANTAGE FX(バンテージFX)はその約定力の高さが”売り”ですが、
それ以外にも各種制限の少なさについても触れておきたいと思います。
他の海外FX業者と比べて、各種制限が少ないことが特徴的です。
スキャルピング制限、EA使用制限、口座残高によるレバレッジ倍率制限などが存在しません。また先にご紹介した通り、保有ポジション数の制限もございません。よってVANTAGE FX(バンテージFX)においては、自由なスタイルでFXをトレードすること可能になっています。
もう一つFXトレーダーにとって嬉しい点は、ストップレベルがゼロであることです。現在の為替価格から1ポイント単位で指値注文や逆指値注文をかけることが可能であり、先にご紹介した取引環境と合わせて、細かく指値を設定して注文したいFXトレーダーにとっては快適であると思います。
注)ストップレベルとは?
ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文を出す際に、その時点における為替価格より、どれくらいの価格差で注文をかけることができるかという「値幅」のことです。例えばストップレベルが5pipsであれば、現在の為替価格より5pipsあけて指値(あるいは逆指値)注文を入れなければなりません。
安全性に対する評判②「分別管理」(信託保全ではない)
VANTAGE FX(バンテージFX)は「分別管理」を採用しています。
よってVANTAGE FX(バンテージFX)が何かの原因で倒産・破綻したとしても
資産は保全されます。といっても建前に過ぎない部分もあり、必ず投資家の資産が
守られるとは言えません。投資家が業者に預けた資産が補償される「信託保全」が成されているわけではないので、この点については注意が必要です。
しかしVANTAGE FX(バンテージFX)は倒産・破綻に備えて補償保険にも加入しているとのことですので、投資家の安全性確保に一定の配慮がされていると言えるでしょう。
以上の内容については公式WEBサイトにおいて、以下のように表記されています。
クライアントの資金は、オーストラリアでAA格付けされたNational Australia Bank(NAB)の分離された口座で保有されています。NABはオーストラリアの4大金融機関の1つであり、時価総額は930億ドル、顧客数は1200万人を超え、常に世界で最も安全な銀行の上位20社にランクされています。
Vantage FXには、当社の代表者、従業員、およびその他の承認された代表者が行った作業を対象とした専門家補償保険があります。
注)分別管理とは
投資家から預かった資産と企業自体の資産を分けて管理すること、です。分別管理が行われることによって、VANTAGE FX(バンテージFX)など運用会社が破綻したとしても、投資家の資産については投資家に対して返還されます。
この分別管理は法律で定められています。
安全性に関する評判⓷「ゼロカット」の採用
VANTAGE FX(バンテージFX)は「ゼロカット」を採用しています。
ゼロカットが採用されているということは、もし相場がロスカットが間に合わないほど急激に変動し、口座残高がマイナスに陥った場合でも追証が発生しないということです。
FX業者の選定基準において「ゼロカット」採用の有無は非常に重要な点であると思います。VANTAGE FX(バンテージFX)はしっかりと「ゼロカット」を採用しているので、
最悪な場合でも追証が発生しない、という安心感を持ってトレードが可能です。
安全性に関する評判④「金融庁・関東財務局からの警告がない」
現時点(2020年9月)において、VANTAGE FX(バンテージFX)は日本の金融庁、関東財務局からの警告を受けておりません。この警告を受けたことが有るか無いかは、FX業者の選定に重要な要素ですね。
警告を出されるようなFX業者は基本的には避けるべきだと思います。
総評:VANTAGE FX(バンテージFX)の安全性と評判について
以上、VANTAGE FX(バンテージFX)について、安全性や評判に関する口コミなどについて調べたことをご紹介してまいりました。
何度か触れたとおり、VANTAGE FX(バンテージFX)に対するユーザーなどの評判は総じて高く、その要因として約定力の高さなどによる「安全性の高さ」が挙げられています。
こちらが出した値の通りに約定してくれる・・・当たり前のようで難しいことを
VANTAGE FX(バンテージFX)はしっかりと対応してくれます。それだけの取引環境を用意し、しっかりと情報公開がされている点も評価されているようです。
以上、VANTAGE FX(バンテージFX)の安全性と評判についてご紹介してまいりました。
入出金やボーナス制度などについては、別の記事でご紹介する予定です。そちらの記事もぜひご覧いただき、口座開設の参考にしていただければと思います。