ニューヨーク時間のFX取引が難しい理由とその対処法について分かりやすく解説します‼︎

 

 

「FXにおいてニューヨーク時間の取引が難しいと言われる理由は何か?」

 

「ニューヨーク時間中の取引で利益を出す方法はあるの?」

 

FX業界において初級〜中級トレーダーがニューヨーク時間中の取引で利益を出すことは難しい、と言われています。

 

その原因は「ボラティリティ(流動性)の高さ」にあります。ニューヨーク時間においては様々な重要経済指標が発表されますし、政府や経済界の要人が発言します。これらの要因により東京時間に比べて為替は大きく変動しますので、結果としてFX取引を難しくしているのです。

 

しかしボラティリティが高い=大きな利益を出すことができる相場、と捉えることもできます。もちろんFX取引の基本である「リスク管理」をしっかり行うことが前提です。

 

今回の記事では、FXにおいてニューヨーク時間中の取引が難しいと言われる理由や、ニューヨーク時間中の取引で利益を出すための方法について紹介致します。

 

「ニューヨーク時間」とは?

ニューヨーク時間とは、日本時間の21:00~6:00(冬時間:22:00~7:00)の時間帯のことを指します。

 

ニューヨーク市場は世界で2番目に取引量が多く、上記に挙げた理由からボラティリティが東京市場と比べて高くなっています。

 

また日本時間における21時〜24時はロンドン市場にも重なるため、特にボラティリティが高くなりがちで、FX取引が難しくなる時間帯になります。

 

「ニューヨーク時間」のFX取引は難しい?そう言われる理由は?

繰り返しになりますが、ニューヨーク時間中の取引が難しいと言われる所以は「重要な経済指標が発表されること」と「ボラティリティの高さ」です。またこれらに加えて、日本人FXトレーダーにとっては深夜帯の取引になるわけですので「正常な判断が取りにくい(=深夜帯の取引に慣れていない」という理由も挙げられます。

 

上記の理由についてもう少し詳しく触れてまいります。

 

重要な経済指標が発表されるから

 

ニューヨーク時間中は当然ですがアメリカの市場時間です。その経済力からアメリカの「雇用統計」「製造業景気指数」「消費者物価指数」などの指標の結果は世界の為替市場に大きな影響を与えます。

 

例えばアメリカの景気拡大がこれからも続くと思われていたとしましょう。でも実は雇用情勢が実は悪化していた、思ったより消費者物価が上がらなかった…などという結果が出た場合、これまでの値動きの正反対の方向に急変していくことが多いです。

 

あるいは「想定済」と判断され、大きく動くと思われた相場がほとんど動かない、というケースもあったりします。

 

経済指標の多くについては予測数値が挙げられるのですが、これが当たるとは限りません。大外れな場合も多々あります。予想と大きく異なる結果が発表されることを、業界内では「サプライズ」と呼んでいます。サプライズの内容、特にマイナスインパクトの強いサプライズの場合はとてつもない相場変動が起こります。

 

総じてニューヨーク時間中の値動きを予測し辛い相場であるのは間違いないでしょう。

 

ボラティリティが高いから

 

経済指標の結果次第で相場は大きく変動します。また政府や経済界の要人の発言によっても相場は動きます。

 

トランプ大統領が良い例ですね。トランプ大統領がTwitterで呟いたちょっとした事が相場変動の原因となったことが度々ありました。

 

ところでボラティリティとは流動性のことです。流動性が高いと急激な値動きが発生しやすくなります。ましてやニューヨーク時間は世界随一の巨大市場でもあり、取引量は非常に多くなっています。取引量が多いと上昇、下降の短期トレンドが非常に読みづらくなる傾向にあります。何故なら取引量が多い=参加者が多いからです。トレーダーの数が多く、その思惑は多種多様です。ニューヨーク時間帯は、予想外の値動きが起こりやすい市場なのです。

 

反対に、東京市場はニューヨーク時間と比べると取引量も参加者も少なく、ボラティリティが非常に低いので値動きが膠着しやすくなっています。為替値動きに影響のある情報も東京時間帯に発表されません。東京市場に慣れているトレーダーはニューヨーク時間帯のボラティリティの高さ、ダイナミックな相場に最初は驚くでしょう。

 

ボラティリティが高いと早期に利益を出しやすく、逆を言えば一瞬で大きな損失も出やすい相場ということになります。ましてFX取引ではレバレッジをかけることもできますので、尚更ですね。ニューヨーク時間帯のFX取引においてはリスク管理(=資金管理)が非常に重要になってまいります。リスク管理の方法については後述します。

 

夜間のFX取引に慣れていないから

 

ニューヨーク時間中の取引が難しい理由の一つは「慣れていない」ことです。日本在住のFXトレーダーにとって、ニューヨーク時間=深夜です。

 

FXにおいては本業を持つ兼業トレーダーの方が圧倒的に多いと思いますが、兼業トレーダーの方が深夜帯、つまりニューヨーク時間を主戦場にすることはその時間的制約から非常に難しいでしょう。

 

なにせニューヨーク時間中はどうしても「眠くなる」時間帯です。FX取引の際はチャートを眺め、テクニカル指標を注視し、集中して取引される方が多いと思いますが、眠気は最大の敵ですよね。集中力に欠け、買いや売りのタイミングを間違えた、ボタンを押し間違えた…など目も当てられない惨状を生み出してしまうかもしれません…。

 

正常な判断ができないことは「取引機会を逸する」ことにも繋がり、損失を生む要因になります。ニューヨーク時間中に取引される際は仮眠(もしくは睡眠)をとり、疲労の具合によっては取引自体を止めて休みことも推奨致します。

 

「ニューヨーク時間」のFX取引で利益を狙うには?

ここまではFXにおけるニューヨーク時間帯での取引が難しい理由を解説してきました。

ほとんどの日本在住のFXトレーダーにとって、ニューヨーク時間帯でのFX取引は時間に制約があり、身体的・精神的に辛い時間帯での取引を強いられます。よって、ただでさえボラティリティが高く、重要指標や要人の発言などで右往左往する難しい相場において、日本在住のFXトレーダーの勝率はぐっと下がってしまいます。何も対策をしなければ尚更です。

 

ここからはニューヨーク時間帯の取引において利益を出すためのポイントを解説してまいりたいと思います。中級以上のFXトレーダーにとっては基本的な事項が多く含まれておりますが、

ニューヨーク時間帯の取引と東京時間帯の取引とでは「相場が異なる」ことを再認識し、改めてリスク管理を徹底していくべきだと考えます。

 

まずは少額取引でニューヨーク時間に慣れる!

 

まずはニューヨーク時間帯でのFX取引に慣れるため、1000通貨単位などの少額取引をしてみましょう。ましてや初心者トレーダーの方はFXのリスク管理が甘く、含み損の許容度に関する理解も浅くなっています。FXではレバレッジを掛けて取引をすることができますし、ニューヨーク時間帯は上述のようにボラティリティの高い相場となりますので、いきなり大きな含み損を抱えてしまう恐れがあります。

 

よってニューヨーク時間帯で初めて取引を行う方、FX初心者トレーダーの方などは、まず少額資金で取引を行いましょう。ニューヨーク時間帯の相場感覚を養い、また自身のリスク許容度を知りましょう。

 

なおデモトレードもオススメです。1000円でも1万円でも損失は損失ですので、

ニューヨーク時間帯に慣れることを目的にするならデモトレードもご検討ください。

 

レバレッジを10倍以下に抑えて取引する!

FX取引が難しい、怖い、と感じている方はレバレッジを抑えて取引されることをオススメします。ボラティリティの高いニューヨーク時間帯であれば尚更です。

 

推奨レバレッジは5倍~10倍程です。ニューヨーク時間帯のように流動性の高い相場で

25倍などの高いレバレッジを掛けて取引をすると、大きな含み損を抱えるリスクが高くなります。ましてFX初心者の方が高いレバレッジを掛けて大きな損失を出してしまえば、メンタルをやられて即刻市場から退場、なんてこともあり得ます。

 

なお自己資金を多くお持ちであれば、ニューヨーク時間帯に慣れるためにレバレッジを掛けない(1倍)で取引することもオススメします。

 

エントリーと逆指値(損切り)注文を同時に行う!

 

これはニューヨーク時間帯でのFX取引に慣れている、慣れていないに限らない話ですが、

新規注文を行う際はストップ注文(逆指値注文)も出しておきましょう。いわゆる”損切”ですね。

 

あらかじめストップ注文を出しておけば、損失を最低限に抑えることが可能です。

損失を最低限に抑えておけば、精神的に余裕を持ってFX取引を行うことができます。

 

上級FXトレーダーでも取引における勝率は5割程度と言われています。

つまりどれだけFX取引に慣れていようとも「損失は出る」のです。

損切り注文を入れておくことでリスク管理を徹底的に行うことが

FX取引で勝つ、そして市場で生き残ることの大前提です。

 

長期足のトレンド分析をする!

 

「週足」や「月足」ばどの長期足を使いこなし、長期トレンド分析を行いましょう。

長期足の推移を読むこと=今後の市場の流れを推測すること、です。

何故なら長期足は短期足と比べて「ダマし」が少ないからです。

相場の現況を知りつつ、今後の大まかな流れを読むこともできます。

 

短期足ですと上昇していても、長期足では下降線を辿っている相場というものも多々あります。目先の相場に流されず、長期足を分析することで市場のトレンドを長い目で見極めて

大きな利益を確実に手にしましょう。

 

取引通貨ペアを絞る!

 

ニューヨーク時間にFX取引を行うなら「米ドル/円」ペアがオススメです。

取引量が他の通貨ペアと比べて多く、ボラティリティが比較的安定しているからです。

また日本人トレーダーにとって最も馴染みがあり、最も情報が入手しやすい通貨ペアでもあるからです。

 

ただでさえ英ポンド、トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドなどの値動きの荒い通貨が、ニューヨーク時間中はよりダイナミックに値動きします。これらの通貨はレバレッジを低くしても、その値動き次第で即ロスカットになる危険性があります。その危険性は米ドル/円と比べると非常に高いです。

 

米ドル/円はどのFX業者においてもスプレッドが狭く、必要証拠金も低く設定されています。

日頃のテレビニュースで唯一報道される通貨ペアも「米ドル/円」ですのでFXトレーダーでなくとも馴染みが深いですよね。国内FX業者も米ドル/円に関する情報量を特に重要視しており、

様々な情報を基に分析できる通貨ペアです。

 

馴染みの薄い通貨を捨て、米ドル/円に絞ってFX取引をすることでニューヨーク時間帯の取引における勝率を高めることができるでしょう。

 

まとめ:「ニューヨーク時間」に慣れれば東京時間より稼げるかも!

以上、ニューヨーク時間帯におけるFX取引の難しさとその理由、

またニューヨーク時間帯で利益を出す方法について解説してまいりました。

 

ボラティリティの高さなどニューヨーク時間の恐ろしさについて繰り返し触れてきましたが、

実は「取引時間帯を東京時間からニューヨーク時間に移して勝率が上がった!」と

喜んでいるFXトレーダーも多いようです。

 

確かに東京時間のようにボラティリティの低い相場に慣れているFXトレーダーにとってはニューヨーク時間帯の値動きは「怖い」と思えるかもしれません。しかし東京時間のような「レンジ相場」では一日に数十銭の値動きしかない、なんてこともザラにあります。また取引量の少なさからテクニカル指標が機能しないような意味不明な値動きが起こります。

これでは「相場感覚」を掴むことはできません。

 

しかし、ある程度FX取引に慣れてきたトレーダーは、ニューヨーク時間帯に主戦場を移そうとします。それは上述のようにニューヨーク時間帯は長期トレンドを把握しやすい相場でもあるからです。トレンドが読めるようになれば勝率がグッと上がります。

 

ニューヨーク時間に主戦場を変えたFXトレーダーはニューヨーク時間帯で相場観を養い、確実にレベルアップすることができるでしょう。またトレード手法を確立できれば、そのボラティリティの高さも相まって、東京市場よりずっと大きな利益を上げることが可能になるでしょう。

 

ニューヨーク時間帯のFX取引は難しいと言われていますが、決してそのようなことはありません。ニューヨーク時間帯の取引を避けるのではなく、むしろ世界のFXトレーダーが集結するニューヨーク時間帯で取引を行うことで相場観を養い、レベルアップを図っていくことの方がずっと大切なのではないでしょうか。

 

ただし「リスク管理を徹底すること」が前提となります。ニューヨーク時間に慣れていないFXトレーダーは少額取引(あるいはデモトレード)で相場に慣れましょう。またエントリー時にはストップ注文(逆指値注文)も同時に入れて損失を最小限に抑えることも忘れずに。

 

ニューヨーク時間を活用してFXトレーダーとしてのレベルを上げていきましょう!

 

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