
昨今のFX業界において国内FX会社よりも、海外FX会社の方がかなり注目度が高くなってきていますが
海外FX業者の中には国内FX業者以上に魅力的なサービスを提供しているところが豊富にあります。
XMやGemforexも然り中堅FXブローカーが勢力を増してきていますが、中でも2002年から約17年間にわたり活動をしているFXDDというFX業者をご存知でしょうか?
今回はFXDDがどのようなFX業者か、口コミ、評判なども含めて徹底的にリサーチしました。
あなたもこの記事を参考にして一番ベストな業者を選択してくださいね。
目次
FXDDとは
今、海外E業者に乗り換えようとしている人にとって一度は耳にしたことがあるFXDDですが、やはり海外FX業者は沢山あるのでFXDDがどんな強みを持っていてどんな弱みを持っているのか気になるところではあると思います
おそらくこれから始めてFXをするという方々は、国内FX会社に留まっていることでしょう。
やはり海外FX業者をを利用するというのはハードルが高いと思ってしまうものです。
FXをまだやったことがないという方は、あえていきなり海外FX会社の体験をして感覚に慣れて見るのも1つの手段だと思います。
結論からお伝えすると、FXDDは海外FX業者の中でも優秀な業者であると位置付けています。スイスフランショックの追証問題なども指摘されていますが、知名度やこれまでの実績などを踏まえれば十分今後も伸びていくFX業者だと思います。
しかし国内のfx業者は、レバレッジに対を25倍以上に設定することができない規制があります。
そもそもFX会社の大きな醍醐味・魅力はと言えばレバレッジです。
国内fx業者では最大25倍までしかレバレッジをかけることはできませんが海外fx業者では最大レバレッジを3000倍まで提供しているところもありますので少額からでも効率よく資産運用することが可能になっています。
レバレッジを使って資金を効率よく活用することができ、少ない資金でハイリターンを求めることができる反面、レバレッジは諸刃の剣にもなりますのでリスクもあります。
レバレッジが高ければ高いほどいいというわけではないのでこれからFXを始める人はレバレッジに関してしっかり理解しておきましょうね。
FXDD会社概要
海外FX会社FXDDの正式名称は、FXDD Bermuda Limidesと言います。
FXDDの創業は、2002年になります。
これまで17年間の営業実績があり2010年の金融庁のレバレッジ規制の際に多くの日本人投資家たちがFXDDのようにハイレバレッジを提供する海外fx業者に流れていったことで有名になりました。
FXDDの強みでもあるサポート体制ですが
FXDDサポート体制
・日本語対応
・電話/メールサポート
などなど、FXDDは全て日本語対応してくれるので英語が苦手な日本人の方でも安心して利用することができます。
FXDDは2つの口座種類があります。
・スタンダード口座(STP方式)
・プレミアム口座(ECN方式)
STPとは・・・Straight through process の略称になります。
ECNとは・・・Electronic Communication Networkの略称になります。
FXDDは変動型スプレッドで、最小注文ロット数0.01ロット(1000通貨)から注文を出すことができます。
通貨ペアは豊富な67種類
FXDDの商品種類
・貴金属:7種
・エネルギー:3種
・市場平均:11種
・株価指数:10種
・仮想通貨:6種
ロスカットは証拠金維持率の50%で発動します。
海外FX業者の中では決して好条件とは言えないレベルですがFXDDは以前まで証拠金維持率100%でロスカットを発動していたので今後もさらにロスカット水準が低くなる可能性もありますね。
FXDDのデメリットとは?
他の海外fx業者と同様にFXDDもメリットがある反面、デメリットもあります。
FXDDは、一時期非常に注目され2015年までは海外fx業界を牽引する評判のいい海外FX業者でした。
しかし、2015年に、スイスフランショックが起き、好評は悪評へ一転してしまいました。
スイスフランショックによって多数の投資家たちがロスカットに巻き込まれました。
fxddはゼロカットシステムを採用していると謳っていたにも関わらずゼロカットを執行しなかったのです。
そして顧客へ追加証拠金の入金を促し名実ともに海外fx業者のトップから落ちてしまったとも言えますね。
現在ではあまり見向きされない海外FX会社に化してしまったのかもしれませんが現在も運営が続いていることから一定のFXDDの利用者はいることは間違い無いですね。
2019年現在でもFXDDは、潰れることなくこれといったデメリットも聞かなくなりました。
ネット上での口コミ、評判においてFXDDはあまりおすすめしないという声も聞こえることは聞こえて来ます。
fxddの信用を落としたスイスフランショック
スイスフランショックとは、スイス国立銀行の為替介入を停止したことで一瞬で2000pips以上スイスフラン価格が暴落したことです。
スイスフランショックは午前10時のことでしたので個人投資家やサラリーマンで副業としてfxをやっている方からすると対応できない場合があります。
そういった有事の際に大事なのがゼロカットシステムとなります。
fxddはこのゼロカットシステムを提供していたにも関わらずこの仕組みを反故したとして叩かれました。
ゼロカットシステムの反故
FXDDは追証なしの0カット制度を導入していると明言していたにも関わらず追証が発生してしまいました。
海外FX業者は国内FX業者と比較してハイレバレッジの取引を提供していたのは追証がないというのが非常に大きかったのです。
ゼロカットシステムをなくした上で高いレバレッジを使用すれば、瞬く間に膨大な利益を生み出すこともできる反面借金を背負い込んでしまう可能性もあります。
そのためお客様を保護するために国内FX会社では25倍のレバレッジという規制があります。
しかし国内FX業者には日本の法律上顧客資金の補填を禁止しています。ので追証が発生する可能性は十分にあります。
したがってレバレッジが25倍だから借金になりにくいというのではありません。
現在国内FX業者のレバレッジが10倍まで下げようという動きがありましたが大手国内FX業者の反対もあり今回はなくなりました。
しかし実際に多くの海外FX業者では追証なしの0カット制度を導入しているため投資家の口座残高以上のマイナスを食らうことが無いのです。
つまり入金した資金は失うことはあっても、それ以上損失を被らない仕組みがゼロカットシステムでありハイレバレッジが矛だとすればゼロカットは盾になります。
ゼロカットシステムを採用していて追証なしというのであればスイスフランショックが起こったらマイナス残高の保護をする必要があります。
しかし、海外FX会社FXDDでは諸説ありますが追証を発生させてしまったとのことです。
これが、これまで積み上げてきた海外FX会社FXDDの信頼が崩れてしまった大きな原因となります。
0カットシステムは、日本の個人投資家のみなさんにとって、この上ない安心材料であり、海外FX業者を利用できる理由になります。
やはりFXDDのような海外FX業者の強みといえば国内FX業者が提供できない高いレバレッジと追証を防ぐゼロカットシステムです。
しかし前述したようにスイスフランショックの時のように追証を発生させてしまったとなれば海外FX業界全体の安心を揺るがすことになります。
幸いにもXMやAXIORYなどの海外FX業者はこの時のスイスフランショックでゼロカットシステムを発生させたので顧客の損失を0にできたのでFXDDのみが評判を確実に落としてしまった訳です。
FXDDのメリットとは?
スイスフランショックの事件の後も変わらず営業を継続し続けているというのは、FXDDには何かしらの魅力があり、一定の支持層がいるということです。
fxddには何のメリットがあるのか見ていきましょう。
MT5に対応している
FXDDは海外FX業者の中でもMT5を採用している数少ないFX業者になります。
取引ツール「MT5」に対応し、プラットフォームがMacに対応することができ(MT4・MT5・ウェブトレーダー)、レバレッジは、500倍を提供しています。
銘柄は、株価指数・メタル・個別株など含めて、111種類と数が多い方です。
また日本語対応は海外『FX「業者の中でも群を抜いて充実しています。初めて海外FX業者を利用する方で不安な方には安心できますね。
取引ツール「MT5」に対応
FXDDは「MT5」に対応しています。MT5は、取引ツールMT4の上位互換だと思っていただけたらと思います。
動作が軽快になり表示できる時間足の種類もMT4よりも多いので多様な分析をすることができます。
ただし、MT4のEAと互換性を持っていないため、自動売買システムを利用する場合にはMT4を利用する必要があります。
無理にMT5に利用する必要はありませんがMT4に慣れている
レバレッジは500倍
FXDDでは最大500倍のレバレッジを提供しています。
海外FX業者の平均レバレッジは400倍なので平均よりも高いレバレッジを提供しています。
国内FX業者は25倍までしかレバレッジを提供していますので
1000万円の取引をするには2万円の証拠金で取引することができます
国内FX業者ではレバレッジ25倍までしか提供していないので1000万円分の取引をする場合には40万円の証拠金を用意する必要があります
国内FX業者と海外FX業者の提供するレバレッジはこれだけの違いがあります。
海外FX業者の中には最大レバレッジ3000倍を提供しているところもありますが、レバレッジが数百倍を超えれば取引に大きな違いはありません。
最大保有ポジションは限度が大きくなりますが、レバレッジ500倍でも十分大きな取引はすることができます。
銘柄が111種類
FXDDのメリットは商品数の豊富さが挙げられます。
全部で111種類の銘柄があり、通貨ペア以外にもメタル、エネルギーや個別株、仮想通貨などの取り扱いもしています。
商品種類が豊富なのでエントリー機会も豊富に作ることが可能です。
またCFDはForexよりもボラティリティが大きいのでリスク選好でリターンを求めるトレーダーの需要は大きく叶えることができます。
日本語対応が充実
FXDDは海外FX業者の中でも日本人サポートの質が非常に高いことで有名ですね。
海外FX業者の中には外国人で日本語が話せる程度の質になりますがFXDDは日本人スタッフが常駐しておりしっかりとしたサポートを受けることができます。
海外FX業者は日本国内の法律は適応されませんのでFXDDのみならずどこの業者においてもそうですが万が一ということがあるのでその際に日本語対応されなければ不安になってしまいます。
FXDDは日本語サポートが充実していますので安心できる点でもありますね。
NDD方式を採用している
国内FX会社ではDD方式で提供しているFX業者が多いですが
DD方式とは
国内FX会社が多く採用しているDD方式とは、トレーダーとインターバンク(注文先)の間にFX会社が介入するシステムのことを言います。
あなたが国内FX会で注文を出したとき、FX会社に注文がいったんFX業者の中にいるトレーダーがその注文を決済します。
そしてその後インターバンクに注文を流すかFX業者が飲むかを判断します。
つまり私たちの注文が市場に通っているのか呑まれているのかはブラックボックスになっています。
DD方式において注文が呑まれているのか市場に通っているのかということは非常に重要なことになります。
もしFX業者が注文を呑んでいたとすれば顧客とFX業者の間の関係値はWin-Loseの関係になります。
するとDD方式によくありがちなスリッページやストップ狩りなどのリスクにある可能性もあります。
例えば、あなたが友だちに、1万円の馬券を買って来て欲しいと頼まれたとします。しかし、馬券は外れる可能性も充分ありますよね。ですから、友だちは、外れを前提として1万円の馬券を購入しないという選択肢もあるのです。
NDD方式とは
海外FX会社FXDDで採用しているのは、NDD方式です。NDD方式は、中でFX業者が介入する余地のない、トレーダー(あなた)とインターバンク(注文先)だけで取引が完結するメカニズムのことを言います。
FX会社は、間に入り儲けを操作することができないから、スプレッドが儲けということになります。
NDD方式を採用している海外FX会社では、あなたにもっと勝って取引回数を増やして欲しいと願っているのです。
勝ち過ぎては困るというモチベーションの国内FX会社とは大きな違いです。
海外FX会社でNDDを採用しているところは主な収益源が手数料になります。したがって顧客に介入して負けさせてしまってはFX業者も儲かりません。したがってトレーダーたちに有利な条件で取引してもらうことによって長く取引してもらい手数料をもらい続けることで投資家とFX業者間にWin-Winの関係が成立しているので不正をされることもないでしょう。
NDD方式は、更に詳しく言えば、STP方式と、ECN方式に分類することができます。海外FX会社FXDDでは、ECN方式も採用していることに注目してみましょう。
個人投資家にとってメリットが大きいのは、既にお話ししましたが、NDD方式です。
その中の、STP方式と、ECN方式はどう違うのでしょうか。
STP方式とは
STP方式は、NDD方式なので、透明性が、DD方式と比較して高いことは既にお話ししました。
STP方式は注文が直接市場に流れる方法です。
個人投資家からの注文を、直接市場に流し、複数カバー先から提供されるベスト価格にブローカーはスプレッドをつけトレーダーに提供しています。
ECN方式とは
またECN方式は、市場に流れる複数ある売買注文を機械的にマッチングさせる方式のことを言います。
ECN方式では、板情報で、売り買い注文の量や価格をチェックすることができ、STP方式と比較しても、より透明性の高さを維持出来る方法なのです。
ECN方式は、みなさんがよく利用しているオークションにも似たシステムなのです。参加した人たちが出した注文は板情報に記載されますのでどこに大口の注文が入っているかということがわかりますので注文と決済の目処を立てることもできます。
ここには、大手金融機関同士が参入しておりレート価格が決定されますのでFX業者による意図的操作が介入することはできません。したがってECN方式では決済したのちに手数料がかかります。
海外FX会社FXDDの、
プレミアム口座はECN方式で強力なカバー先と繋がっており、1秒以内に99%の注文が執行される高速約定が実現さが評判です。
FXDDの評判があまり良くない理由
海外FX会社FXDDには、メリットもありますが、デメリットもあります。
ゼロカットシステムが発動しなかったこと以外も見てみましょう。
口座の維持手数料がかかる
海外FX会社FXDDでは、過去3ヶ月で、トレードを一回もしなかった人に対して、口座維持費として3000円が請求されてしまうことになります。
FXDDでは口座維持手数料がかかります。3ヶ月間取引履歴がない口座に対しては三千円の口座維持手数料がかかります。
しかし口座残高が0の人は請求されることがありませんのでご安心ください。また3000円以下の残高の人に関しては残高を綺麗に抜かれてしまいますのでそれ以上請求されることはありません。
口座維持手数料の請求タイミングは
1/1,4/1,7/1,11/1
注意してください。
海外FX業者の中には口座維持手数料を請求していないところの方が多いです。
FXDDを利用する場合には3ヶ月間取引する予定がない人は出金しておくことをお勧めいたします。
また6ヶ月以上全くトレードが行われておらず口座残高が0の口座は凍結対象となります。
金融ライセンスがない?
FXDDは金融ライセンスを持っていない可能性があります。
FXDDは過去NFAやCFTCなどの厳格な審査が必要となるライセンスを保有していましたが現在は保有していません。
また以前まではマルタ金融庁でのライセンスを保有していましたが現在はHPにも記載されていないので金融ライセンスを保有した上で運営されているかどうかは定かではありません。
スプレッドが広め
FXDDは他の海外FX業者と比較してスプレッドが比較的高い方になります。
したがってスキャルピングを利用する場合は使い勝手は良くないかと思います。
スキャルピング取引をしたい方はタイタンFXを利用することをお勧めいたします。
<h3>最低入金額のハードルが高いかも</h3>
FXDDの最低入金額はスタンダード口座とプレミアム口座ともに20,000円からとなっています。
他の海外FX業者と比較して最小入金額は少々高めになります。
信託保証がない
FXDDには信託保全はありません。FXDDのみならず海外FX業者では信託保全をつけていないところが多く、むしろ信託保全をしているFX業者の方が少ないとも言えます。
しかし、現在の、海外FX会社FXDDの置かれている立場、現状を把握すれば、信用失墜の原因にはなってしまうでしょう。
まとめ
FXDDは海外FX業界を牽引してきた日本においては大手海外FX業者になります。
しかしスイスフランショックの際の悪評で信頼が落ちてしまいましたが、経営を継続できているということは一定の層がFXDDを利用しているということですね。