
コロナになって副業が注目されるようになり、投資に興味を持った方も多いのではないでしょうか。
特に日経平均はコロナで大きく下落したのちにすぐに回復し、どんどん上昇していましたね。
投資と一口に言っても、株やFX、不動産、投資信託、暗号通貨と多くあります。
しかしこの記事にたどり着いた方はこの中でも暗号通貨に特に興味を持っているのではないかと思っています。
最近ビットコインが急激に上昇したことで改めて暗号通貨が注目されていますね。
今回はそんな暗号通貨の取引所の一つであるBITPOINT(ビットポイント)について解説していきたいと思います。
メリットだけでなく、デメリットについてもみていきますので、総合的にみて自分が使いやすいかどうかを判断してみてください。
目次
BITPOINT(ビットポイント)って?
それではBITPOINT(ビットポイント)を利用するメリット・デメリットについて詳しく解説する前に、
「BITPOINT(ビットポイント)ってそもそも何なの?」
というところから解説していきたいと思います。
暗号通貨の取引所とは
BITPOINT(ビットポイント)とは暗号通貨を取引することができる取引所です。
取引相手は暗号通貨を発行している企業ではなく、あなたとおなじ暗号通貨取引ユーザーです。
一方で暗号通貨を発行している企業と取引を行うことができるところを販売所と言います。
暗号通貨を発行している企業からその企業の発行している暗号通貨をかう場合、企業が設定する暗号通貨の値段 (○○通貨=100円など)に合わせて購入する必要があります。
このとき、コンビニなどで商品を購入するのとおなじようにユーザー側に価格の決定権はありません。
企業の設定する暗号通貨と円の相場に納得できなければ取引を見送らねばなりません。
また取引手数料が比較的高く設定されていることが多く、取引にかかるコストが多くかかってしまいます。
話を戻しますと、取引所で取引する場合には、相手はあなたとおなじ暗号通貨ユーザーなので自分の希望の取引価格を提示することができます。
例えば、あなたが暗号通貨を購入したいときにはすでに持っていて、売りたいと考えている人に交換してもらうことになります。
現在のその暗号通貨が100円の時に、高くとも90円で買いたければ、90円であれば買いたいという意思表示をすることができます。
その条件でも売りたいという人が見つかれば、取引は成立し、あなたは暗号通過を見事手に入れることができますし、そこまで安く売ってくれる人が誰もいなければ、取引は成立しません。
そのような取引の場を提供してくれているのが取引所であり、BITPOINT(ビットポイント)なのです。
BITPOINT(ビットポイント)とは
さてそんな取引所の一つと理解してもらったところで、ここからはBITPOINT(ビットポイント)の大まかな説明に移っていきたいと思います。
BITPOINT(ビットポイント)は2016年に創立したサービスです。
ビットポイントジャパン株式会社が運営しており、現物取引、レバレッジ取引に取り組むことができます。
暗号通貨は合計6種類の通貨の取引を行うことができます。
つい最近まで5種類の通貨しか取引することができませんでしたが、6種類目の「ベーシックアテンショントークン(BAT)」が追加されました。
今後も徐々に取引可能な通貨は増えていくでしょう。
これからが楽しみな取引所ですね。
BITPOINT(ビットポイント)を利用するメリット3つ
それでは実際にBITPOINT(ビットポイント)を利用することで得られるメリットについて詳しく解説していきたいと思います。
これまでの説明で取引所と販売所の違いは理解していただけたかと思います。
しかし取引所と一口に言っても多くの取引所があり、それぞれに強み・弱みがあります。
どの強みを自分は大事にしたいのか、逆にどの弱みなら許容できるのか、といった観点からみてもらいたいと思います。
それではいきましょう。
- 安全性の高さ
- 必須ツールのMT4が利用可能
- オリジナルのスマホアプリがある
安全性の高さ
まずオススメしたいメリットの1つ目が安全性が非常に高いということです。
暗号通貨という名前の通り、実物がないものを取引しているので、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
数年前には取引所から数億単位のお金が抜き取られたと世間を賑わせたニュースもありましたね。
そうしたニュースと元々のイメージから暗号通貨=怪しい...という考えが広まってしまったのでないかと感じています。
もちろんそうしたニュースが暗号通貨の全てではないことはこの記事を読んでいるあなたもしっていることだと思います。
しかし少しでも安全性を高めておきたいという思いがあるのもまた事実。
できる限り安全性が高い取引所を求めている方には特にBITPOINT(ビットポイント)がオススメです。
というのも、BITPOINT(ビットポイント)を運営しているビットポイントジャパン株式会社の親会社は上場企業であるため信頼性は抜群です。
またセキュリティも元楽天証券の最高技術責任者の方が関わっています。
非常に信頼性の高いプログラムが組まれており、情報セキュリティ格付けによりA評価を得ています。
また安全性の高さはセキュリティ面からだけではありません。
万が一取引所がハッキングされ、お金が抜き取られたとしても顧客に返金できるように銀行とも連携をしています。
日証金信託銀行から資金が保証されているからです。
もともとセキュリティが最高レベルで強固に維持されていることに加え、万が一にもきちんと備えて銀行と協力体制にあるという点でBITPOINT(ビットポイント)は非常に安全性が高いと言えます。
必須ツールのMT4が利用可能
次のおすすめポイントは分析・取引に最適なツールであるMT4が利用することができるということです。
MT4って何?という方のために、ざっくりとMT4について解説します。
MT4とは、FXや暗号通貨、先物取引の世界中のトレーダーが多く利用している取引プラットフォームです。
一度はザ・トレーダーのようなグラフの図を見たことはあるのではないでしょうか。
あの図を表示させているものがMT4です。
MT4の良いところは大きく分けて3つあります。
- 世界中のトレーダーとおなじ情報を得ることができる
- 様々な分析ツールを表示させることができる
- プラットフォームからすぐに取引を行うことができる
世界中のトレーダーとおなじ情報を得ることができる
最大の良いところはこの世界中で取引を行っているトレーダーとおなじ情報を得ることができるということです。
世界中のトレーダーとおなじ情報を得られるということは訓練次第で、そのトレーダー達とおなじ判断を下すことができます。
なんならそのトレーダーたちがこの相場状況からAという判断を下しそうだから、先回りしてBという戦略を取ろう、といった一歩先をいった使い方をすることもできます。
相場を動かしているのは数から見て、日本のトレーダーよりむしろ国外のトレーダーなので、世界中の人が今の相場状況をどう捉えているのか考えることができるプラットフォームは貴重です。
様々な分析ツールを表示させることができる
MT4にはインストールした時から多くのインジケーターやオシレーターといった相場分析を補助するツールが備えられています。
有名なものは一通り揃っており、特にこだわりがなかったり、まだ始めたばかりでどれがいいのかわからない方は元からあるツールを利用すれば十分でしょう。
またMT4には世界中のトレーダー兼プログラマーの人が開発した独自ツールを表示させることも可能です。
インターネット上には世界中の様々な人が開発したツールが転がっているため、こんなツールを使って分析したい!という場合には、探して自分のMT4に表示させることができます。
またもしあなたがもともとプログラマーなのだとすれば、自分自身でツールを開発して利用することも、販売することもできます。
プラットフォームからすぐに取引を行うことができる
最後のMT4の良いところは、分析したチャートからすぐに売買を実行することができるということです。
分析したのちに取引を行いますが、またそこで別のサイトに移動したりしては時間も手間もかかってしまいます。
しかしMT4ではその場で売買を完了させることができるので非常にスムーズな取引を行うことができます。
オリジナルスマホアプリがある
BITPOINT(ビットポイント)の取引ツールはMT4だけではありません。
スマホでも便利な取引ツールが提供されています。
外出先で取引チャンスが訪れたり、自分の資産状況を確認したい時に非常に便利です。
画面もシンプルで、自分の資産状況も円換算、ビットコイン換算で表示させることができます。
もちろん取引のもたつきもなく、サクサク動作が動くためストレスなくトレードに取り組むことができます。
主要言語も日本語だけでなく、英語や韓国語、中国語で表示させることも可能なため、もしこれを読まれているあなたが海外の方であれば、より慣れ親しんだ言語でトレードを行うことができます。
このほかにも、入出金や取引の手数料が無料であることなどまだまだおすすめポイントはあります。
特に取引手数料が無料なので、よりコストを抑えて取引をしたいという方にはおすすめの取引所と言えます。
レバレッジも最大4倍と他の取引所に負けないサービスも提供しているので、その辺りも強みと言えるでしょう。
BITPOINT(ビットポイント)を利用するデメリット3つ
続いてBITPOINT(ビットポイント)を利用する上でしっておくべきデメリットについて紹介していきます。
これまででBITPOINT(ビットポイント)のいいところは十分理解していただけたと思いますが、一方でもちろん弱みもあります。
特に他の取引所を利用すれば解決できるデメリットもあるので、それを含め十分に検討してもらいたいと思います。
- 取引可能通貨が少ない
- ロスカット水準が低い
- 取引量が少ない
それでは上記3つを順番に解説していきます。
取引可能通貨が少ない
現在(2020年12月28日)でBITPOINT(ビットポイント)を利用して取引できる通貨は6つあります。
ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン、リップル、ベーシックアテンショントークンです。
徐々に増えてきているとはいえ、まだまだ少ないのが現状です。
より大手の取引所で扱われている通貨の数と比べるとどうしても物足りなさを感じてしまいます。
特に主要通貨であれば変動が似通っていたりもしますので、取引チャンスがどの通貨にも来ないということが起こり得ます。
もちろん上記6つの通貨はメジャー通貨なので、特に問題ない方には十分な数ともいえます。
自分が取引に使いたい通貨はどれなのかあらかじめ決めた上で取引所を選ぶべきでしょう。
ロスカット水準が低い
ロスカットとは、取引で通貨を所有しているときの証拠金がある一定の水準を下回った時に自動的に売り、損失が確定されてしまうことです。
これにより最低限の資金が残り、また投資にチャレンジする機会を得ることができます。
不必要に損を大きくしてしまって借金、ということも避けることができるのです。
しかしロスカットは、まだここから上昇するかもしれない余地を切り捨てられるとも捉えることができるので、あまり水準が低いと不必要に損が出てしまいます。
BITPOINT(ビットポイント)が証拠金維持率100%を切った時点でロスカットが発動するのに対し、他の大手取引所では80%、75%、さらには50%まで待ってくれルところもあります。
大きな価格変動が起きた時にもロスカットが起きてしまうことも考えるとBITPOINT(ビットポイント)のロスカット水準は少し危険ともいえます。
取引量が少ない
最後のデメリットは取引所の取引量が少ないということです。
取引量が少ないとどんなことが起きてしまうのでしょうか。
この記事の最初で取引所の説明をしたと思いますが、取引量が低いことで取引の成立が難しくなってしまいます。
取引量が多い(流動性が高い)場合、多くの人が取引に参加しているため、買いたいとき、売りたいときにすぐに相手を探すことができます。
つまり自分の希望する価格で売買を成立させることができるのです。
一方で取引量が少ないとその逆で、なかなか自分の希望通りの取引を実行することができません。
特に成行注文をした時には想定していた価格とは大きく離れた価格で取引が成立してしまうかもしれません。
そうした場合、せっかく正しい戦略も負けという結果に終わる可能性も出てきます。
徐々に取引量が増えてきているという口コミもありますが、その辺りは十分に検討しておくべきでしょう。
まとめ
これまでBITPOINT(ビットポイント)のメリットデメリットについて見てきました。
暗号通貨を取り扱う上で切っても切れない関係にあるセキュリティ面で大きなメリットがある反面、取引が可能な通貨の数が限られているといったデメリットもあると理解いただけたのではないでしょうか。
もちろんこのメリット・デメリットはどの取引所にもあることです。
重要なのは、どのメリットを重視して、どのデメリットなら許容できるかということをしっかりと吟味しましょう。
これから先、取引所は自分の重要な資金を使って投資を行う、いわば仲間のようなものなので十分に様々な取引所を比較検討した上で最善の取引所を選んでください。