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Phantom's 直言コラム
ジャーナリスト大野
外見も磨け!
モノにこだわれ!
第58回 March. 2004
将来をイメージしよう!

アメリカに行く前の1年間、青山通り沿いで新聞配達をしていた。
毎朝3時過ぎに起き、自転車で数百部を配る。
終ったら配達所で用意される朝飯をどんぶりで食べ、学校に行く。
そしてまた4時から夕刊を配達し、用意された晩飯をまたどんぶりで食べ、アパートに帰って勉強。

このアパートが凄かった。
原宿近くの木造アパートで、共同玄関・共同便所。
自分の部屋のドアはガラガラと横に引いて開けるヤツだから、鍵は南京錠・・・。
ガラス戸からは隙間風がビュービュー。
それだけならまだしも、ゴキブリが凄い。
一度我慢できなくなって、ゴキブリ・ホイホイを仕掛けたら見事に満員電車状態・・・。

そのとき同じく新聞配達をしていた人が教えてくれた。
「バカだなー。そんなアパートでゴキブリ・ホイホイなんて仕掛けたら、
アパート中からゴキブリが集まってくるに決まってるだろ。
バルサンを焚いて自分の部屋に寄ってこないようににしなきゃ。」

なるほど!と妙に感心した記憶がある。
ゴキブリといえばゴキブリ・ホイホイだろうという短絡的な考えで、
それが自分の部屋にどういう作用を起こすのかをイメージしていなかったことに気づいたからだ。

何でもイメージすることは大事である。
イメージしないと何も実現はしない。

思い返すと当時はゴキブリ対策では何もイメージしなかったが、将来についてはちゃんとイメージしていた。
新聞配達をしながら、「こんな高そうなところにどんな人が住んでるんだなろう」と思いつつ、
「アメリカから帰ってきたら俺もこういうところに住むようになる」とイメージしていたのだ。

そして今、ちゃんと住んでいる。

自分の将来をイメ−ジしよう。
すべてはそこから始まる!

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