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Phantom's 直言コラム
ジャーナリスト大野
外見も磨け!
モノにこだわれ!
第112回 Nov. 2005
国家破産に備えて

70年周期説というのがある。
世の中の出来事は70年ごとに繰り返されるというものだ。
いちいち事例を挙げないが、知らべてみると「なるほど」と納得するような出来事が確かに周期的に起こっている。

それを今に当てはめると、ちょうど敗戦10年前の1935年。
ということは、これからの10年間はオール・リセットに向けての暴走が始まるのかもしれない。

そして敗戦と同じ打撃を世の中にもたらす出来事とは何か?
近隣国との戦争での敗戦?
ありえない話ではないが、それよりも可能性が高そうなのが一つある。
それは国家破産に他ならない。
普通に冷静に今の国家経営状況を考えれば、ありえない話では到底ない。
そんな説を見越していたのかどうかは定かではないが、今から10年前の1995年、
中国の当時の首相・李鵬がオーストラリアのハワード首相に
「日本なんて20年もすれば、この地球上から消えてなくなる」と言い放ったという有名な話もある。

それにしても、日本の借金漬け体質は一体何なんだ?
そして国家の財布を仕切ってきたはずの財務省出身の議員がなんであんなに偉そうなのか?
普通の感覚なら、恥ずかしくて道の真ん中を歩けないはず。
「いや、私たちは政治家の言うとおりに行政を運営するのが仕事の公僕ですから」
というのであれば、ここまで借金漬けにしてきた政治家に反抗するのなら、まだ筋は通る。
そうじゃないから、あほらしい。

いま、利権の分捕り合戦が、かつての公共事業から金融ビジネスの世界に移行している。
もしかして、それが目当てで官僚から政治の世界への進出なのか?
それはネット上での金融ビジネス利権を取りたい人が政治に手を出してきたことにもつながるか・・・。

いろいろ考えると、やっぱり国家破産に向けて突き進んでいるように思えてしょうがない。
だから、そのときに備えてやっておかなければならないことがある。
それは何か?

どこの国へ行っても生きていけるだけの何らかの仕事能力を身につけておくことは言うまでもないが、
それと同じぐらい大事なのは、国家に対する健全な思いを身につけることだ。
「破産したって、俺は外国で生きていけるからいいや」
では、どこの国に行っても、金を稼いで生きてhいけても、陰で馬鹿にされるのがオチ。

国家が破産するというのは、別に経済的なことだけではない。
たとえ一度は経済がずたずたになっても、国の伝統や魂が健在であれば、いつかは再建できる。
その伝統や魂がずたずたにされたとき、本当の意味で国家は破産というか滅亡する。

それを防ぐためには、やっぱり若いうちから海外に出たほうがいい。
ただ単に外国かぶれになって帰ってくるのなら何の意味もないどころか逆効果に過ぎないが、
私の周りには外に出て初めて日本のよさが分かったという人が多い。

あと10年でそんな日本人をどれだけ増やせるか?
そこに、その後の日本の運命がかかっている。


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