
スキャルピングを中心にFX取引を始めていきたいと考えてる方の中で、Dukas Copy JAPANの利用を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、
「Dukas Copy JAPANのメリット・デメリットって一体何?」
「Dukas Copy JAPANの実際の口コミや評判ってどんな感じなの?」
といった疑問が出てくるのではないでしょうか。
そこで本記事では、Dukas Copy JAPAN(JForex)の評判、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
Dukas Copy JAPANの利用を検討しているかの参考になれば幸いです。
目次
Dukas Copy JAPANとは?
Dukas Copy JAPANとは、スイス銀行グループが運営しており、NDD方式を採用しているFX業者です。
最大の特徴として、自社で開発・採用している「JForex」と呼ばれる取引ツールを利用できる点が挙げられます。
Dukas Copy JAPANは他のFX業者と比べても癖が強いFX業者となっており、その分カスタマイズ性の高い機能が豊富なため、独自でチャートをカスタマイズして取引していきたい方にとってはかなりおすすめの業者です。
また、癖が強い点からメリットも複数存在していますが、その分デメリットも多いため、細かく解説していきます。
Dukas Copy JAPANのメリットとは
Dukas Copy JAPANのメリットは以下の7つです。
- 通貨ペア数が豊富
- 高金利の通貨が多くスワップポイントが高い
- スプレッドが業界の中でも比較的狭い
- スキャルピングを公式で推奨している
- 1,000通貨ペアから取引が可能
- 独自取引システムJForexを使用できる
- デモ口座が存在しているため、初心者でも取引を始めやすい
Dukas Copy JAPANのメリットはデメリットと比べても非常に豊富です。
それでは、解説していきます。
メリット1:通貨ペア数が豊富
Dukas Copy JAPAN取引可能通貨ペア数は48種類存在しています。
国内・海外FX業者の取り扱い通貨ペア数の平均は10〜20となっているため、他のFX業者では取り扱いのない通貨ペアで取引を行うことが可能となっており、取引のバリエーションが豊富です。
しかも、高金利の通貨ペアが多数存在しているため、中長期で取引を行いたい方にとってはかなりのメリットと言えるでしょう。
しかし、NDD方式を採用しているため金利の動きが激しい場合は予想が難しいため、注意が必要です、
メリット2:高金利の通貨が多くスワップポイントが高い
上記で解説している通り、Dukas Copy JAPANでは取り扱い通貨ペア数が48種類となっているため、取り扱い通貨ペアの中には高金利のものが多いです。
特にアジア圏以外のトルコリラなどの通貨ペアに関しては、他の通貨ペアよりも比較的金利が高く、スワップポイントが高く設定されています。
スワップポイントは通貨ペアで設定されているそれぞれの金利の差額を調整するポイントのことを指しており、高金利の通貨ペアのポジションを購入していれば、スワップポイントで利益を得ていくことも可能です。
そのため、スワップポイントでのトレードを得意としているトレーダーにとっては、かなりメリットを感じることができると言えるでしょう、
メリット3:スプレッドが業界の中でも比較的狭い
Dukas Copy JAPANでは、スプレッドが非常に狭く設定されているため、中長期の取引だけではなく、短期取引でも利益を得ていくことが可能です。
スプレッドとは、売値と買値の差額のことを指しており、スプレッドが狭ければ狭いほど利益を得やすい仕組みとなっています。
そのため、逆にスプレッドが開いていれば利益を出しにくい仕組みとなっているため、FX取引を行う上ではスプレッドの狭さを確認することが必須です。
しかも、Dukas Copy JAPANではスプレッドが狭いだけではなく、約定率も高いため安定した取引を行うことができます。
メリット4:スキャルピングを公式で推奨している
Dukas Copy JAPANでは、スキャルピングを公式で推奨しています。
スキャルピングとは、1日に何度も決済を繰り返すFXの取引方式の1つとなっており、何度も取引を行うことでリスクを少なく利益を積み上げていくことで利益を得ることが可能です。
他のFX業者では、そもそもスキャルピング自体が禁止されていることが多く、スキャルピングを推奨しているFX業者は少ないのが現状となっています。
そんな中、Dukas Copy JAPANでは取引回数を全く気にすることなくスキャルピングを行うことが可能となっているため、スキャルピングが得意なトレーダーにとってはおすすめのFX業者と言えるでしょう。
しかも、上記で解説しているスプレッドの狭さとスキャルピングは密接に関係しており、何度も取引を行うスキャルピングにとってはスプレッドが狭くなくては取引手数料が高くついてしまいます。
そのため、狭いスプレッドはスキャルピングを行う方にとっては非常にシナジーを感じることができるでしょう。
また、約定率の高さもさらにスキャルピングを後押ししてくれているため、Dukas Copy JAPANではどんな取引スタイルにも適したFX業者となっています。
メリット5:1,000通貨ペアから取引が可能
Dukas Copy JAPANの取引可能通貨ペア数は48種類存在していますが、全ての通貨ペア最低取引金額が1,000通貨と設定されているため、初心者の方でも少額から取引を開始することが可能です。
最低取引金額が低ければ低いほど、取引に必要になってくる証拠金が少額で済みます。
FX取引を始めたての初心者トレーダーは比較的資産が低めとなっているため、証拠金が低くて済むのはかなりお得と言えるでしょう。
また、他のFX業者では、通貨ペアによっては最低取引金額が異なることが大半ですが、Dukas Copy JAPANでは珍しい通貨ペアに関しても全て最低取引金額が1,000通貨に設定されているため、取引に対する不安を抑えることができます。
メリット6:独自取引システムJForexを使用できる
Dukas Copy JAPANの最大の特徴として上げられるのが、独自取引システム「JForex」です。
JForexシステムにて主に取引可能な事項は以下の通りです。
- 自動取引、チャートをもとにした取引(裁量取引)に最適化してくれる
- ストラテジーとインディケーターに最適化されたAPI
- ストラテジーのバックテスト機能、組み入れ式チャート
また、2020年12月現在の推奨スペックは以下の通りです。
- Java 1.8以上
- CPU 1.5 GHz以上
- メインメモリ 1GB以上
上記で解説している通り、JForexシステムでチャートをもとにした独自の自動売買が特徴的です。
同じ取引システムとしてMT4とよく比較されていますが、最も違う点として端末の電源を切った状態でも自動売買が継続される部分が挙げられます。
自動売買システムを搭載した取引プラットフォームはMT4以外にも存在していますが、パソコンなどの取引端末の電源を切った状態だと、自動的にシステムは終了します。
しかし、JForexシステムでは、端末の電源を切った状態でも取引が継続されているため、別途レンタルサーバーを継続して自動売買システムを継続させる環境を構築必要もありません。
レンタルサーバーなどの取引完了などが不要なため、取引費用以外のコストが全くかからず効率的に取引を進めていこことが可能です。
また、JForexシステムは自動売買以外にも取引システムのカスタマイズ柔軟性が非常に高いです。
ストラテジーとインディケーターを最適化したAPIため、自分自身の取引スタイルに合わせて、システムの変更を行うことができます。
取引システムを利用して、しっかり取引を行っていきたいと考えてる方にとっては、非常にメリットと言えるでしょう。
メリット7:デモ口座が存在しているため、初心者でも取引を始めやすい
Dukas Copy JAPANでは、JForexシステムのようなカスタマイズ性の高いプラットフォーム以外にも専用のデモ口座が存在しているため、FX取引が初心者の方でも比較的簡単に取引を始めることができます。
デモ口座とは、本口座とは違い仮想口座を利用して取引を行うことができる口座となっており、Dukas Copy JAPAN本来の取引環境を利用して取引を行うことができるため、環境確認や操作感を実際に触れて体験することが可能です。
口座開設を行ってからいきなり取引を行うのはFX取引初心者にとっては非常にハードルが高く、自己資金を無駄に失ってしまう心配もあります。
そこでデモ口座を利用することで資金を失うことなく、取引の感覚を養うことが可能です。
一部機能は制限されていますが、十分取引の感覚を掴むことは可能なので、FX取引初心者の方にもおすすめです。
Dukas Copy JAPANのデメリットとは
Dukas Copy JAPANのデメリットは以下の4つです。
- スプレッドが変動性
- スリッページが起こりやすい
- JForexのカスタマイズが初心者には難しい
- 情報量が少ない
それでは、解説していきます。
デメリット1:スプレッドが変動性
Dukas Copy JAPANのスプレッドは非常に狭く、スキャルピングを行いやすいのが特徴的ですが、NDD方式を採用しているためスプレッドが変動性です。
スプレッドが変動性ということは、いつも同じスプレッドではなく、毎日ポジションが変わっていることを指します。
スプレッドが変動性だと、スプレッドがかなり狭い時もスプレッドが広い時も存在しており、無駄な取引手数料が発生してしまいます。
しかも、Dukas Copy JAPANでは、JForexシステムを利用して取引を行う場合、売買手数料が別途必ず必要です。
そのため、スプレッドのコストもかかりますし、取引手数料も発生してしまうこともあるため、デメリットと言えるでしょう。
売買手数料は外付けの手数料となるためメリットと感じる方も多いですが、その分デメリットと感じる方がいるのも現状です。
スキャルピングを推奨しているFX業者では、売買手数料などのコストが全く発生しない場合が多くスキャルピングを専門としているトレーダーの方にとっては痛いコストと言えるでしょう。
デメリット2:スリッページが起こりやすい
Dukas Copy JAPANでは、NDD方式を採用しているため、スリッページが起こりやすいです。
スリッページとは、注文時のレートと約定の際のレートが異なることを指しています。
FX取引初心者にとってはスリッページを理解して取引するのが難しく、注文時のレートと約定の際のレートが異なっていると、状態の理解ができない場合が多々存在します。
また、スリッページは為替相場の変動や指標時が停滞してしまった場合に起こりやすく、常に怒っているわけではありません。
通常時はDukas Copy JAPANの約定率は高く、スリッページを感じることはありません、
しかし、為替相場の変動が起こった際は頻繁にスリッページしてしまうようなので、デメリットと感じてしまうでしょう。
デメリット3:Dukas Copy JAPANのカスタマイズが初心者には難しい
Dukas Copy JAPAN最大の特徴であるJForexシステムですが、カスタマイズ性や柔軟性が高すぎるあまりFX取引初心者の方にとっては、設定が非常に難しいです。
そもそもJForexシステムはプログラムを自分自身で作成することで、快適な取引を実現しているため、プログラムを自分で組めなければ全く機能しません。
プログラムに必要とされる言語は「Java言語」を使用しており、Java言語を使用してプログラムを組むことができる場合、自由に裁量設定・チャート表示設定を行うことが可能です。
そのため、Java言語に関する知識がない方や、FX取引に対する知識が薄い方にとっては難しいと言えるでしょう。
自動売買のみ行いたいのであれば、ストラテジーだけを選択して利用するしかありません。
しかし、自身でプログラムを組むことができるのであれば、他のFX業者にはない自分だけの取引環境を構築できるため、興味のある方は是非試してみてください。
デメリット4:情報量が少ない
Dukas Copy JAPANはセミナーなどが定期的に開催されているわけではないため、得られる情報量が少ないです。
社会情勢や情報によって取引状況が変わってくるFX業界にとっては情報量がないことはデメリットと言えるでしょう。
また、Dukas Copy JAPANが独自で情報配信しているプラットフォームは存在していますが、癖が強く万人に求められている情報でない場合が多いです。
しかし、経済指標に関する動画は更新頻度が高いため、興味のある方は是非チェックしてみてください。
Dukas Copy JAPANの口コミ・評判とは
Dukas Copy JAPANの口コミ・評判について紹介していきます。
以下の通りです。
投資初心者ですが、副収入が欲しいと思い、色々調べた結果投資信託をやってみようという事になり、証券口座を開設する流れとなりました。自分なりに色々調べたところ、投資初心者という事もあり不安な事もありますので、サポートが充実している証券口座を開設しようと思いました。そこで見つけたのがデューカスコピー・ジャパンでした、電話では平日の9時から17時まで対応しており、チャットに関しては24時まで対応してくれるので、非常に助かります。チャットはリアルタイムでの返答を得られるので、すぐに問題を解決してくれるので初心者の私には本当に助かりました。是非おすすめしたいです。
スプレッドは全体的に狭いかんじですが、僅かですが取引き毎に手数料がかかります。
これが透明性があるとプラスに取るか、余計なコストだとマイナスに取るか
人によって分かれると思います。スワップは業界最高水準だと思います。
スイング取引が多いことから、とてもありがたいです。スマホでの取引はあまりやらないのですが、以前に比べるとだいぶ使いやすくなりましたが
GMOなんかと比べると、若干使いにくいです。注文も簡単にでき、全体的に満足しています。
引用元:価格.com
非常に使いやすく、発注速度も速いです。
インジケーターも豊富で、いろんな注文方法がありますが
すぐに慣れます。スプレッドの開きも少なく(雇用統計でドル円3pip ユーロドル1pipくらい)
H社やJ社のようにいきなり、ドル円20pipも開くような体験をしてきたことから
安心してトレードできます。取引き毎に手数料がかかるのですが、業者は手数料のみが利益となるため
変な動きはもちろんありません。
不明確なスプレッドと違い、明確に手数料を引かれるため、確定申告で控除できます。
その手数料も9/3から大幅に縮小されます。良いことばかり書いてましたが、もちろんデメリットもあります。
少額とはいえ、手数料がかかるので、わずかな値幅をとっていくスキャルピングする人には向いていません。
あと、スマホでのみトレードする人は、慣れると大丈夫ですが、
最初は少し使いにくいと思います。引用元:価格.com
ログインエラーが頻繁に起こります。
ポジションをもっていなければ、まだ良いのですが
ポジションを持っていれば、決済注文を出していても
約定しません。先週も起きたのですが、利食いの指値注文に達していたのに約定しなかったので
電話をしてもサポート時間外という音声が流れ、仕方なくサポートチャットしたが
返信はなく、メールで問い合わせたが1週間くらい経っていますが、今だに返信はありません。全額出金手続きをしましたが、普通は資金が拘束されるはずなのですが、反映されていません。
オンラインセミナーも頻繁に行われていましたが、現在は全くありません。
危なすぎて絶対に人にはお勧めできません!
引用元:価格.com
上記の通り、Dukas Copy JAPAN独自のシステムがFX取引の幅を大きく広げていると言えるでしょう。
自分自身のやりやすいようにインジケーターの表示を変更することができたり、注文方法も複数存在しています。
しかし、スプレッドに関する評判が悪く、全体的にスプレッドは狭いようなのですが、変動性ということもあり安定感感がなく、コストが余分に発生してしまうようです。
また、スプレッド以外の取引手数料が発生してしまう点も評判が良いとは言えません。
スキャルピングを推奨しているのにもかかわらず、コストが発生してしまう矛盾が生じているからでしょう。
セミナーなどの情報発信に関してもあまり頻繁に行われているわけではなく、セミナーに関しては全て不定期開催のため長期間行われないことも多々あります。
取引システム以外にも、様々な情報を取り入れていきたいと考えているトレーダーの方にはおすすめできません。
まとめ
以上、Dukas Copy JAPAN(JForex)の評判、メリット・デメリットについて詳しく解説していきました。
Dukas Copy JAPANは他のFX業者では利用することができない専用のJForexシステムを利用できる点から、
自動売買や柔軟な取引・カスタマイズを行いたいと考えているトレーダーの方から評価されています。
しかし、JForexシステムなどは様々な機能が備わっていますが、FX取引初心者の方にとっては、難しい部分が多く、そもそもカスタマイズを必要としない可能性が高いです。
そのため、FX取引初心者の方にはあまりおすすめできません。
自分自身で取引環境を構築して、積極的に自動売買を行っていきたいと考えている方にとっては、メリットが溢れているFX業者となっているため、気になる方は是非チェックしてみてください。