
|
|
2010年10月1日
「第三者の関わる生殖技術について考える会」第三回勉強会(2010年9月25日、明治学院大学)にて、「代理出産の現状とARTに関する包括的立法の提案」と題して発表させていただきました。 |
|
|
|
|
|
 |
|
2009年5月15日発売!
『代理出産 生殖ビジネスと命の尊厳』
大野和基・著 定価:735円(税込)
ISBN978-4-08-720492-6
搾取か?福音か?
子どもをもつ最後の手段が「代理出産」だとしたら──
不妊に悩む夫婦にとって「福音」といわれる生殖補助医療、代理出産。しかし、代理母の精神的・肉体的負担、貧困層のブリーダー階級化、親子関係の定義づけの難しさなど、現実はシビアな問題が山積みだ。日本でも法整備を進める動きがあるが、代理出産をめぐる議論はまだまだ不十分。このテーマを長年、追いかけてきた著者が複雑な代理出産の問題の核心に迫る! |
|
|
書評 |
|
「青春と読書」 2009年6月号 >>公式サイト
「普通の出産」が難しい時代に生命倫理とどう向き合うか
白河桃子(ジャーナリスト)
米国在住で不妊治療を受ける38歳の友人がこう言っていた。「40過ぎたらもう代理出産か養子をすすめられるのよ」と。
「代理出産」……。タレントの向井亜紀さん夫妻がその方法で子供を得たのは有名だが、日本にその実態は詳しくは伝わっていない。本書の著者は1980年代半ばからアメリカの代理出産事情を取材している男性ジャーナリスト。丁寧な取材に冷静な筆致で、代理出産のはらむ問題を指摘する。代理母への報酬は高額で、不妊に悩む高所得層の女性は、低所得層の女性のお腹を借りる格差の構図がある。代理母は遺伝的なつながりのない子供を10ヶ月お腹の中で育て、引き渡しのときは実のわが子と引き裂かれるような苦しみを味わう。代理母が出産した子供に障害があった場合、依頼者も代理母も引き取らず、子供が施設に入れられることもあるそうだ。
そしてすでに「代理母」というシステムは市場を確立し、国家間の経済格差をベースとしたグローバルビジネスとして機能しているのだ。インドなど異国の代理母に依頼し、子供を連れ帰る日本人夫婦もいるという。日本には欧米と違って代理出産に関する法規制がない。生まれる子供の人権に配慮し、至急法整備をすることが必要ととく著者は、代理出産には反対だ。他人の子宮を借りてまで子供を作ろうとする親に対して、問題が起きた際に、犠牲になるのは子供であるという。人の幸福の在りようは多様なものであるし、代理出産という手段で生まれた子供がすべて「不幸」だというわけではないだろうが、高度生殖医療とビジネスが結びついたこの分野で、どこかに線引きは必要だと感じさせる説得力が本書にはある。
拙著『「婚活」時代』では「自然に結婚するのが難しい時代」と書いたが、本当は「子供も自然にできるのが難しい時代」でもあり、そのことを女性たちはもう知っている。日本人でも、今、高度生殖医療で生まれる子供は65人に1人。現代において「普通」がいかに難しいことであるか……。それを踏まえたうえで、私たちは生命の倫理ともう一度向かい合わなくてはいけない。
|
|
週刊文春 2009年5月28日号
文春図書館
不妊に悩む夫婦にとっての「福音」である代理出産。長年このテーマを取材してきた著者が、代理出産を経験した家族の証言を織り込みながら、代理母や斡旋業者の問題、命の尊厳の変容を読み解く。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
2009年11月26日
J-Wave 81.3
FM Jam the World生出演。代理出産の現状と問題点について語りました。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
<公開研究会開催>
「代理出産を問い直す会」主催の公開研究会にて講師を務めさせていただきました。
――――――――――――――――――――――――
代理出産を問い直す会 公開研究会
【日時】2009年9月12日(土)13:00〜15:30(開場12:30)
【場所】 東京大学本郷キャンパス法文1号館214教室
【報告者】 大野和基(国際ジャーナリスト)
【参加資格】 本会の趣旨をご理解頂ける方ならどなたでも
――――――――――――――――――――――――
代理出産を問い直す会 >ウェブサイト
|
|
|
|
|
西日本新聞 2009年8月2日朝刊 |
|
|
|
北海道新聞 2009年7月26日朝刊 |
|
|
|
サンデー毎日 2009年7月5日号 中野翠「満月雑記帳」 |
|
|
|
月刊「文藝春秋」9月号 角田光代さん『今月買った本』 |
|
|
|
婦人公論 2009年7月22日号 |
|
|
|
産経新聞 2009年6月28日朝刊 「著者に聞きたい/代理出産、他国の出来事ではない」 >MSN産経ニュース |
|
|
|
Hanako 2009年7月9日号 |
|
|
|
Voice 7月号 BOOK STREET ワンポイント書評 |
|
|
|
週刊新潮 2009年6月18日号 「十行本棚」 |
|
|
|
週刊現代 2009年6月13日号 新書DEカルチャー/代理出産がはらむ問題点 嶺崇史) |
|
|
|
朝日新聞 2009年5月31日 「読書」 >asahi.com |
|
|
|
静岡新聞 2009年5月24日 「新書ガイド」 |
|
|
|
代理出産・代理母関連記事 |
|
週刊朝日 2006年11月3日号
「美談」ではすまない代理出産ビジネスの実態
向井亜紀の代理母が語った「報酬」と「自己破産」
タレントの向井亜紀さんの代理出産を巡る訴訟は、最高裁に舞台を移した。がんのため子宮を失い、代理母に依頼して待望の子どもを授かった向井さんの“美談”の一方、国内で、子宮を失った娘のため母親が代理出産したことも明らかになった。しかし、この二つの例には、根本的な違いがあるのだ。
10月10日夜、夫でプロレスラーの高田延彦さん(44)とともに会見に臨んだ向井亜紀さん(41)は、「いろいろな代理母の問題点を論じてほしい」と話した。
2003年に代理母出産で生まれた向井さん夫妻の子どもの出生届を品川区が受理せず、夫妻は訴訟を提起した。今年9月、東京高裁が出生届の受理を区に命令したが、法務省は「社会に与える影響が大きい」と区に指示して、区は10月10日、最高裁に抗告を申し立てた。このため夫妻が会見をしたのだ。向井さんは、「代理出産をあえてオープンにした場合、日本の司法がどう答えてくれるか知りたくて裁判を起こした」と問題提起の姿勢を強調した。

|
|
 |
|
週刊女性セブン 2004年2月5日号
独占告白 注目の出産の一部始終を語った!
向井亜紀の代理母
「私が事前に受けた筆記テスト500問の中身と報酬。そして双子の減胎を申し出た時」
「もう代理母はしません。もう満足したからです」
−アメリカ・ネバダ州。砂漠の中の小さな農業.の町で、代理母のシンディ・ヴァンリードさんは、記者の質問に静かにほほえんで、語り始めた。高田・向井夫妻と初めて出会って一年。彼女にも大きなドラマがあった。
「ふたりとも私のお腹にいたことが信じられませんでした。生まれて、何とビューティフルかと思いました」
身長約160センチ、金髪が美しい、薄茶色の瞳をしたアイルランド系アメリカ人のシンディ・ヴァンリードさん(32才)は出産の瞬間を微笑みながらゆっくりと振り返る。

|
|
|
週刊女性セブン 1991年7月18日号
あなたの子供、私が生んであげます。
代理母 〜アメリカ人の代理母から日本人夫婦のこどもが誕生
− 報酬1万ドルで他人の赤ちゃんを産む『出産代理業』。不妊で悩む人のために、また、夫婦の都合で生みたくない人のために、彼女たちは・・・。
昨年の8月中旬、ロサンゼルズの少し南の町、サンタ・アナに住むアンナ・ジョンソンは、おなかにいる胎児の、しかレ、遺伝的には自分とまったくつながっていない胎児の保護権を勝ち取るために、裁判所に訴訟を起こした。被告は、キャルバート夫妻。手術で子宮をなくした妻・グリビーナは夫のマークと相談して、自分たちの精子と卵子を使って体外受精を行い、それをアンナ・ジョンソンのおなかにいれ、子供を授かろうとした.のだ。

|
|
|
|