知らなかったFXSuitのライセンス裏側調査!

 

「FXSuitは金融ライセンスを取得している?どんなライセンス?」
「FXSuit以外のFX業者はどんなライセンスを所持しているの?」

 

など、FXSuitの金融ライセンスについて詳しく知りたいと考える方は多いでしょう。海外のFX業者は非常に多く、本当に信頼できる業者か心配になるからです。

 

FXSuitはレバレッジが最大1,000倍で約定力が高く、高いIB報酬が特徴になります。FX以外にも、株式や仮想通貨、先物、貴金属、コモディティなど200種類を超える金融商品の取引ができます。

 

FXSuitをはじめ、魅力的な海外FX業者は多いので、どんなライセンスを取得しているのか気になるのは当然です。

 

そこで今回は、FXSuitが取得している金融ライセンスや他の業者が所持するライセンスについて、紹介しています。

 

この記事を読めばFXSuitのライセンスのことがわかり、自分に合う業者か判断がしやすくなります。ぜひ、ご覧ください。

 

FXの金融ライセンスとは

FXSuitなどの海外FX業者のなかには、金融ライセンスを取得している業者とそうでないところがあります。金融ライセンスとはどのようなものなのでしょうか。そして、取得することでどんな効果があるのでしょうか。

 

ここでは、金融ライセンスの基本的内容について確認していきましょう。

 

金融ライセンスとは

 

「FXSuitで取引したいけど金融ライセンスは取得している?」など、海外のFX業者を利用する際に、金融ライセンスを取得しているか確認する人は多いでしょう。

 

金融ライセンスとは、金融関係の事業を行う際の許可証のことです。各国が自国で金融関係の事業活動を行う金融機関に対して発行をします(日本だと金融庁の第一種金融商品取引業登録など)。

 

金融ライセンスを取得しているFX業者は、その国の専門機関が定めた基準をクリアしているため、投資家から一定の信頼を得ることができます。

 

金融ライセンス取得の審査

 

FXSuitなど海外FX業者が金融ライセンスを取得する場合は、専門機関の審査をクリアする必要があります。

 

ライセンスによって基準は異なりますが、非常に厳しい基準を設けている金融ライセンスは多いです。そのため「金融ライセンスを取得したいから」と、簡単に取れるものではありません。

 

審査項目・基準には、

・入出金
・顧客資産管理
・運営
・サポート体制
・取引環境

などの項目があります。毎年、業者の財政状況を報告して、基準をクリアしなければならないライセンスもあります。

 

一般的に、厳しい審査基準のライセンスを取得しているほど、投資家からの信頼を得やすいです。FXSuitやXM、GEMFOREXなど多くの海外FX業者があり、ライセンスを取得している業者もあれば、そうでない業者もあります。

 

金融ライセンスによる制約

 

FXSuitやXM、GEMFOREXなどのFX業者は、金融ライセンスを取得すると、その機関の規定に従わなくてはなりません。規定を守ることが義務付けられますので、レバレッジなど制約を受けることになります。

 

具体的には、レバレッジの上限、顧客資産の信託保全や分別管理、顧客への出金拒否が禁止されるなどです。大抵は利用者にとって良い制約ですが、レバレッジ上限が低くなる場合があります。

 

海外FX業者が日本のライセンスを取得しない理由

 

FXSuitやXM、GEMFOREXなどの海外FX業者は、日本のライセンスを取得しません。

 

「FXSuitは日本のライセンスを取得していないけど大丈夫?」「なんでGEMFOREXは日本のライセンスを持っていないの?」など、心配している方も多いでしょう。

 

FXSuitやXM、GEMFOREXなどの海外FX業者は、あえて日本のライセンスを取得しないことが多いです。

 

なぜなら、日本の金融ライセンスを取得すると最大レバレッジが25倍になるなど、規制の影響が大きいからです。たとえば、FXSuitの最大レバレッジは1,000倍ですが、日本でライセンスを取得したら最大25倍になります。

 

FXSuitをはじめとした海外FX業者の魅力の1つが、レバレッジ倍率が高いことです。100倍以上のレバレッジ取引ができるので、少額資金でも大きな利益を狙うことができます。

 

また、海外のライセンスを取得しているので日本で取得する必要がないと、考える業者もあります。このような理由からFXSuitやXM、GEMFOREXなど海外業者は日本でライセンスを取得しません。

 

FXSuitのライセンスについて

ここでは、FXSuitのライセンス情報について確認していきましょう。

FXSuitはライセンスがない

 

FXSuitの運営元Salvax limitedは金融ライセンスを取得していません。XMやGEMFOREX、AXIORY、LAND FXなど、有名な海外業者はライセンスを所持しています。しかし、FXSuitはライセンス未取得です。

 

FXSuitの公式サイトには、「FXSuitはSalvax limitedのトレード名です。Salvax limitedはバミューダに認可されている企業であり、認可番号は53275です。」と記載されていますが「認可番号」とは、ライセンスとは関係ありません。

 

この番号はバミューダの法人登録番号になります。法人登録されているだけなので、FXSuitがBMA(バミューダ金融当局)から認可を受けているわけではありません。

 

気になる方は、FXSuitのSalvax limitedをBMAのホームページで検索してみてください。Salvax limited(FXSuit)はヒットしないはずです。

 

Salvax limitedが運営する別会社が詐欺認定を受ける

 

FXSuitの運営元であるSalvax limitedが運営する別会社が詐欺認定(SCAM)を受けています。Salvax limitedはFXSuit以外にFXPaceを運営していて、海外サイトのFPAで詐欺認定されています。

 

FXSuitが直接詐欺認定を受けているわけではありませんが、運営元が同じなので不安視する投資家も多いです。

 

FXSuitは信託保全がない

 

FXSuitは信託保全ではありません。信託保全とは、顧客から預かった証拠金を信託銀行に信託することです。業者ではなく信託銀行に預けるので、FX業者が破綻しても信託銀行から資産が返還されます。

 

FXSuitは信託保全をしていないので、もし経営破綻した場合は預けた資産が戻ってこない可能性があります。

 

FXSuitは半年間出金できない場合がある

 

金融ライセンスを取得すると「顧客への出金拒否が禁止」など、出金に関してもルールに則った運営をしなくてはなりません。

しかし、FXSuitはライセンスを取得していないこともあり、他社とは違った出金ルールになっています。

 

FXSuitでは入金後に取引しない場合は半年間出金をすることができません。そのため、「入金したけどお金が必要だから出金したい」という時にお金を引き出すことができません。

 

また、半年経ったとしても、30%の手数料が徴収されるので入金額の70%しか戻ってこないのです。つまり、「取引しない場合はFXSuit口座を半年間塩漬けされ、手数料も取られる」ということです。

 

「FXSuitで取引をするかわからない」という状態で入金をすると、出金できなくなる可能性がありますので慎重に判断してください。

 

FXSuitは金融庁から警告を受けている

 

FXSuitは日本の金融庁から警告を受けています。2019年8月30日にFXSuit運営元のSalvax limitedが、金融庁・関東財務局から「インターネットを通じて店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの」と警告を受けました。

 

海外の業者が国内の人を相手に証券取引行為をするには、国内に営業拠点を設け、当局の登録が必要だからです。FXSuitは国内の金融ライセンスを取得していないので、このような警告を受けます。

 

海外業者の多くは「日本居住者を対象としていない」ということを公式サイトに明記するなどしています。

 

ライセンスがあるなしで何が変わるのか

「金融ライセンスを取得していれば絶対に安心」「金融ライセンスを取得していなければ絶対に危険」ということはありません。

 

しかし、金融ライセンスを取得するには厳しい基準をクリアし、規定を守らないといけないので、一定の安心感があることに間違いはありません。

 

ライセンスは客観的に業者の信頼性を計る物差しになります。そのため、ライセンスを取得していないFXSuitのことを不安視する投資家もたくさんいます。日本のライセンスのように取得をすることで大きな制約を受ける場合もあります。

 

仮に、FXSuitが日本のライセンスを取得すれば、レバレッジは最大25倍になるので魅力は半減するでしょう。

「ライセンスがあるから安全」「ないから危険」というわけではありませんが、投資家としてはライセンスがある業者の方が安心です。自分の資産を預けるわけですから、厳しい審査をクリアした業者でないと不安になります。

 

ライセンスがある業者の方がライセンスなしの業者よりも安心と言えるでしょう。FXSuitも、現時点ではライセンスを取得していませんが、これから取得するかもしれません。

 


各海外FX会社の金融ライセンスについて

 

ここでは、FXSuitやXM、HotForex、AXIORYなど、主な海外FX業者が取得している金融ライセンスについて紹介します。

以下のFX業者がどんなライセンスを取っているのか、確認していきましょう。

・FXSuit
・XM
・HotForex
・AXIORY
・TitanFX
・LAND FX
・FxPro

FXSuit「ライセンスなし」

先に紹介したとおり、FXSuitは金融ライセンスを取得していません。今後はわかりませんが、現時点でのFXSuitはライセンス未取得の業者です。

XM

人気の海外FX業者XMは、セーシェル金融庁(FSA)、キプロス証券取引委員会(CySEC)、英国金融行為監督機構(FCA)などのライセンスを取得しています。

FCA(英国金融行為監督機構)

 

FCA(英国金融行為監督機構:Financial Conduct Authority)は、イギリスのライセンスであり、世界の金融ライセンスの中で最も基準が厳しいと言われています。FCAはライセンスの認可・監督を行う独立監視機関です。

 

FCAを取得するのに、金融機関の設立場所について決まりが設けられていないので、イギリス以外に拠点を置く業者でも取得が可能です。FCAは、資産管理やサポート体制、監査などの条件があり、毎年経営状況を提出しなくてはなりません。

 

もし、FCAを取得した業者が破綻した場合は1人あたり最大8万5,000ポンドまで補償されます。FXSuitなどFCAを取得していない業者も、厳しい審査基準をクリアすれば取得ができます。

 

CySEC(キプロス証券取引委員会)

 

CySEC(キプロス証券取引委員会:The Cyprus Securities and Exchange Commission)は、FCAと同じように基準が厳しいことで有名な金融ライセンスです。

 

2004年にキプロスがEUに加盟したあとは、CySECはヨーロッパMiFiDに準拠しているので、CySECを取得していればヨーロッパで営業活動をすることが可能です。

 

CySECは新規口座がレバレッジ最大50倍(申請で最大500倍)、金融機関はICF(投資家補償基金)への加入義務付けなどの決まりがあります。FXSuitは取得していませんが、XMやiFOREX、FBSなどが取得しています。

 

FSA(セーシェル金融サービス庁)

 

FSA(セーシェル金融サービス庁:Seychelles Financial Service Authority)は、2013年に設立された認可・監督を行う機関で、銀行以外の金融サービスが対象です。

 

元々はSIBA(1994年設立)でしたが、FSAに変わり11部門の監督をしています。FSAを取得している主なFX業者はXMで、FXSuitは取得していません。

 

HotForex

HotForexは、キプロス証券取引委員会(CySEC)やセントビンセント・グラナディーン金融庁(SVGFSA)、南アフリカ金融サービス委員会(FSB)などのライセンスを取得しています。

FSA(SVGFSA、セントビンセント・グラナディーン金融庁)

 

FSA(SVGFSA、セントビンセント・グラナディーン金融庁:St. Vincent & the Grenadines The Financial Services Authority)は、2012年に設立された機関で、国内に登録されている金融機関の監督を行っています。

 

FXSuitは取得していませんが、LAND FX、FBS、Bigboss、HotForexなどが取得しています。

 

AXIORY

人気FX業者AXIORYは、ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)のライセンスを取得しています。

IFSC(国際金融サービス委員会)

 

IFSC(国際金融サービス委員会:International Financial Commission Belize)は、1999年に設立された機関・ライセンスです。カリブ海に面した国ベリーズは1981年にイギリスから独立し、タックスヘイブンとしても注目を集めます。

AXIORYはベリーズのライセンスを取得していますが、FXSuitは取得していません。

 

TitanFX

TitanFXはニュージーランド証券投資委員会(NZFSP)のライセンスを取得していましたが、現在はバヌアツ金融サービス委員会(VFSC)のライセンスを取得しています。

VFSC(バヌアツ金融サービス委員会)

 

VFSC(バヌアツ金融サービス委員会)は、Titan FX以外にTraders TrustやFXPrimusが取得しているライセンスです。比較的マイナーなライセンスで信託保全の導入は義務付けられていません。

もちろんFXSuitはVFSCのライセンスを取得していません。

 

LAND FX

 

LAND FXは、英国金融行為監督機構(FCA)やニュージーランド証券投資委員会(NZFSP)のライセンスを取得しています。

ニュージーランド証券投資委員会(NZFSP)を2013年、英国金融行為監督機構(FCA)を2016年に認可されている業者です。

 

FxPro

海外業者FxProは英国金融行為監督機構(FCA)やCySEC(キプロス証券取引委員会)などの金融ライセンスを取得しています。

FXSuitの信頼性と安全性について

先に紹介したとおり、FXSuitは金融ライセンスを取得していません。また、FXSuitの運営元が日本の金融庁から警告を受けたり、同じ運営元の別会社が海外サイトで詐欺認定されているなど、不安を感じることが少なくありません。

 

また、取引をしない場合は半年間出金できないルールもあります。金融ライセンスの取得が絶対安心につながるわけではありませんが、ライセンスはないよりもあった方が安心です。

 

もちろん、これからFXSuitがライセンスを取得する可能性はありますが、現時点では「FXSuitが安心である」という根拠は乏しい状態と考えられます。

 

他社とは違った出金ルールもあるので、FXSuitで取引をする場合は慎重に判断をした方がいいでしょう。決して、今の状態で「FXSuitは信頼できて安全な業者」とは言えません。

 


まとめ

 

今回は、FXSuitが取得している金融ライセンスや他の業者が所持するライセンスについて、紹介しました。最後に、ここで紹介した大事なポイントをまとめています。

 

・金融ライセンスを取得するには一定の基準をクリアする必要がある
・FXSuitは金融ライセンスを取得していない
・FXSuitは入金後取引しないと場合は半年間出金ができない
・ライセンスがあれば絶対安心ではないが、ライセンスがない業者は不安がある
・FXSuitをはじめライセンスだけでなく総合的に判断してFX業者選びをすることが大事

FXSuitはライセンスを取得していませんが、「ライセンスがない=絶対にダメな業者」というわけではありません。しかし、ライセンスがない業者に不安があるのも事実です。

 

そのため、ライセンスがない点や業者の特徴を総合的に判断して業者選びをするようにしましょう。FXSuitを検討している方も慎重に判断するようにしてください。

 

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