海外FX業者総評
Axioryスプレッド

Axioryのセールスポイントはスプレッドの狭さと約定力の高さ、これをホームページ上でも強烈にアピールをしております。

今回、スプレッドの狭さを誇るAxioryは本当にスプレッドが狭いのか、そして、約定力も確かなのかを調査して、検証をしてみたいと考えて記事にしてみました。

他の海外FXブローカーとも比較して偏らない記事になる様に、そして、Axioryと取引をする上で参考になる内容で記事を進めますので最後までお読みください。

Axioryのスプレッド一覧(Forex

Axioryスプレッド

Axioryの口座はスプレッドの違いでスタンダード口座とナノスプレッド口座にわかれます

Axioryでトレードする際、STP方式のスタンダード口座と取引手数料はかかりますがスプレッドが極狭い、ECN方式のナノスプレッド口座のどちらを利用する方が自身のトレードスタイルに合うのかは重要な選択となります。

一般的なトレーダーは手数料がかからないスタンダード口座を利用するケースが多いですが、スキャルピングを主体にするとなりますと手数料を入れてもトータルでの取引コストを考えないとなりません。

この項目ではスタンダード口座とナノスプレッド口座の、トータルコストの差を比較します。

Axiory口座種類 スタンダード口座 ナノスプレッド口座
口座通貨 JPYUSDEUR JPYUSDEUR
レバレッジ 400 400
取引手数料 無料 3.0米ドル(1Lot=10万通貨)
注文方式 NDD STP方式 NDD ECN方式
最低入金額 USD 200.00 相当 (JPY 20,000EUR 200.00) 以上 USD 200.00 相当 (JPY 20,000EUR 200.00) 以上
最小取引単位 0.01lot1,000通貨) 0.01lot1,000通貨)
取り扱い銘柄 61通貨ペア、貴金属 2銘柄、株価指数CFD 10銘柄、資源 4銘柄 61通貨ペア、貴金属 2銘柄、株価指数CFD 10銘柄、資源 4銘柄
平均スプレッド ドル/円:1.2pips ドル/円:0.2pips
ロスカットレベル 証拠金維持率20%以下 証拠金維持率20%以下
追証 無し ゼロカットシステム 無し ゼロカットシステム

Axioryは変動スプレッド制です(相場の状況により変わります)

 

NDD方式

Axioryへトレーダー(ユーザー)が出した注文は、NDD方式(ノン・ディーリング・デスク方式)でAxioryのディーリング部門通さずに注文が自動的にカバー先(インターバンク)に流れ、複数のカバー先がある場合、原則として一番スプレットの狭い取引レートで約定する事になります。

これに対して国内FX業者の多くはDD方式を採用しており、トレーダー対FX業者の構図になる、相対取引です。

 

STP方式のスタンダード口座

STP方式は「Straight Through Processing」の略称で、注文が直接市場に流れる、ということになります。

Axioryが提携するリクイディティ・プロバイダー(一般的にインターバンクと呼ばれる、グローバルな金融機関のネットワーク)トレーダーにとって最も有利な価格を常に提示するSTP方式を採用しています。

特に、Market Execution方式を取り入れているため、価格操作や約定拒否(リクオート)などの不正な操作を行うことはできず、市場の流動性に応じた、透明性の高い公平なレートでトレーダーは取引が出来ます。

トレード用プラットフォームの違いでMT4口座とcTrader口座が用意されています。

 

ECN方式のナノスプレッド口座

ECNは「Electronic Communications Network」略称で、取引所を通して取引を行う取引所取引と言っても良いと思います。

Axioryでは取引手数料はかかりますが、業界最安水準の取引手数料でトレード可能な0.1pipsからの低スプレッドECNアカウントを用意しています。

ECN方式では、ファンドやFXブローカー、証券会社、銀行、その他の「リクイディティ・プロバイダー」などの売買注文が絶えずマッチングされ、売買が成立していきます。

参加者の注文はそれぞれ板情報として追加されますので、どのレートでどれだけの注文が出ているかを参照することが出来ます。

そして、ECN方式のマッチングはオークション形式になっていますので、売買の注文が合致すれば、注文は即座にコンピューターによってマッチングされ約定されます。

トレーダーの売り注文に対応する反対注文(買い注文)があった場合に即座にマッチングされます。

ECN方式は、大口のカバー取引先が多数参加しているために、膨大な売買注文をコンピューター処理により、速やかに約定させますので約定力は非常に高いです。

そのため、安定して取引することができるのがECN方式のメリットです。

ECN方式を採用しているFXブローカーは取引量に応じて手数料を決めて徴収しますので、スプレッドに手数料の上乗せは有りませんので一般的にスプレッドは極狭いです。

トレード用プラットフォームの違いでMT4口座とcTrader口座が用意されています。

 

スタンダード口座とナノスプレッド口座の比較

スタンダード口座手数料0円とナノスプレッド口座手数料1Lot=3ドルの違いを表でご覧ください。

1ドル100円の場合のUSD/JPY1万通貨(0.1Lot)所持した設定です

USD/JPY=100 スタンダード口座 ナノスプレッド口座
取引手数料 1万通貨 0 30円 往復60
スプレッド 1.2pips 0.2pips
スプレッドを日本円に変換 120 20
合計金額(スプレッド+手数料) 120 60+20円=80
ナノスプレッド口座の方が手数料は少なくて済みます

ナノスプレッド口座の方がAxioryに支払う手数料は、スプレッドの狭さが有りますので少なく済みます。

トレードは往復で取引が完了し、スキャルピングですと1日に何度もトレードをしますので、手数料(スプレッド)は少ない方が良いです。

 

スタンダード口座とナノスプレッド口座のスプレッド比較主要8通貨ペア(1Lot

通貨ペア スタンダード口座 ナノスプレッド口座
USD/JPY ドル/ 平均1.2pips 平均0.2pips
手数料含む実質 1.2pips 0.8pips ※手数料往復含む
EUR/USD ユーロ/ドル 平均1.2pips 平均0.2pips
手数料含む実質 1.2pips 0.8pips ※手数料往復含む
EUR/JPY ユーロ/ 平均1.4pips 平均0.4pips
手数料含む実質 1.4pips 1.0pips ※手数料往復含む
GBP/USDポンド/ドル 平均1.4pips 平均0.5pips
手数料含む実質 1.4pips 1.1pips ※手数料往復含む
GBP/JPY ポンド/ 平均1.7pips 平均0.7pips
手数料含む実質 1.7pips 1.3pips ※手数料往復含む
EUR/GBP ユーロ/ポンド 平均1.3pips 平均0.6pips
手数料含む実質 1.3pips 1.2pips ※手数料往復含む
AUD/USD 豪ドル/ドル 平均1.5pips 平均0.3pips
手数料含む実質 1.5pips 0.9pips ※手数料往復含む
AUD/JPY 豪ドル/ 平均1.8pips 平均0.7pips
手数料含む実質 1.8pips 1.3pips ※手数料往復含む

Axioryのスタンダート口座とナノスプレッド口座の手数料を含む実質値で比べた場合、ナノスプレッド口座の方が支払う手数料は少なく済みます。

Axioryはスキャルピングを禁止していませんので、ナノスプッレッド口座でトレードすることをお勧めいたします。

注)手数料は厳密にはドル/円の変動により金額が変わります。

<手数料が100円での計算方法>

・対円の場合 手数料(pips)= 現在のレート ÷ 100

・円が絡まない場合 手数料(pips)= 現在のレート (現在のレートがそのままpipsになります)

 

約定力の高さ

Axioryスプレッド

スプレッドが狭くても、意図しないレートで約定するスリッページが発生し、リクオートやオフクオートが頻繁に発生して希望のレートで約定が出来なくては意味が無いです。

AxioryNDD方式を採用していますので、その様なことを意図的に起こすことはあり得ませんが、バックボーンの貧弱さから発生する危険性はないのかを調べてみました。

結論から言いますと、リクオートや約定拒否はないです。

ホームページでも約定率の公開と、1/1,000秒の実行スピードへのこだわりを標榜しています。

 

「注文約定実績(約定スピード、スリッページ率)と時間ごとのスプレッド」

ユーザーの注文がAxioryのサーバーに承認されてから、LP(リクイディティプロバイダー)によって承認されるまでに掛かる約定時間

(例:105ms109msの間で、全トレードの内何パーセントが約定されるか)

「スリッページ率 ()

全てのトレードから、スリッページの発生率を示す(例:いくつのトレードがスリッページ0.1で約定されたか)

注文約定実績(約定スピード、スリッページ率)と時間ごとのスプレッドのすべての値は、Axioryのトレーディングサーバーより、ユーザーが行った取引実績を基に集計されます。

 

リクイディティ・プロバイダー

Axioryはトレーダーにとって一番有利なレートで、欧州(ロンドン)・米国(ニューヨーク)を中心とした、金融インフラ世界最大の「エクイニクス社(EQUINIX社)」を介してリクイディティ・プロバイダーと接続し遅延の無い速やかな約定を可能にしています。

バックボーンも確りした体制を作り上げています。

 

朝方のスプレッド

Axioryは変動スプレッドですのでFX市場の時間帯により変わります。

Axioryに限りませんが、FX業者のスプレッドは早朝時間になりますと一般的に全社が開きます。

特に、月曜日FX市場が開場する時間帯は窓開けが発生する場合も有り注意をしないとなりません。

※今回、MT4とエクセルを連動させて早朝時間や欧州開始時間、米国開始時間のスプレッドの変動を主要4通貨でデータを取りました。

  早朝時間(東京) 欧州時間帯 米国時間帯
USD/JPY 8.3pips 0.2pips 0.2pips
EUR/USD 9.5pips 0.2pips 0.2pips
EUR/JPY 10.3pips 0.4pips 0.4pips
GBP/JPY 12.5pips 0.7pips 0.7pips

注)秒単位で各時間帯変動をしますが、多く表示された数値を取りました。調査日202023

やはり、早朝時間は調査した主要4通貨ペア全てが830分頃までは目まぐるしく変動を致しました。

トレードする時間帯は、欧州時間帯、及び米国時間帯は世界中のトレーダーが市場に参加する時間帯になりますので、値幅の変動が激しくなります。

ただ、その割にスプレッドは安定した数値で動きますので、日本の時間帯よりはトレードがし易いと思います。

勿論、重要な指標発表時はファンダメンタルズの影響を受けて、スプレッドは広がりますので注意をしましょう>

 

AxioryXMのスプレッドを比較

Axioryと数ある海外FXブローカーの中で口座開設者数No.1を誇るXMTRADINGのスプレッドに違いがどれ程あるのかを、Axioryの「ナノスプレッド口座」とXMTRADINGの「ゼロ口座」での比較、そして、AxioryXMTRADINGの「スタンダード口座」にもスプレッドにどれ程の差があるのかを比較してみます。

 

Axioryのナノスプレッド口座とXMTRADINGのゼロ口座を比較します

※主要6通貨ペアを比べますAxioryの手数料往復0.1Lot60円、XMTRADINGの手数料往復0.1Lot100円で計算しています。

※ドル円100円の場合1万通貨(0.1Lot)での手数料計算です

通貨ペア Axioryナノスプレッド口座 XMTRADINGゼロ口座
USD/JPY ドル/ 平均0.2pips 平均0.1pips
手数料含む実質 0.8pips ※手数料往復含む 1.1pips ※手数料往復含む
EUR/USD ユーロ/ドル 平均0.2pips 平均0.1pips
手数料含む実質 0.8pips ※手数料往復含む 1.1pips ※手数料往復含む
EUR/JPY ユーロ/ 平均0.4pips 平均0.6pips
手数料含む実質 1.0pips ※手数料往復含む 1.6pips ※手数料往復含む
GBP/USDポンド/ドル 平均0.5pips 平均0.4pips
手数料含む実質 1.1pips ※手数料往復含む 1.4pips ※手数料往復含む
GBP/JPY ポンド/ 平均0.7pips 平均1.1pips
手数料含む実質 1.3pips ※手数料往復含む 2.1pips ※手数料往復含む
AUD/JPY 豪ドル/ 平均0.7pips 平均0.5pips
手数料含む実質 1.3pips ※手数料往復含む 1.5pips ※手数料往復含む

ドル/円、ユーロ/円、ポンド/ドルのスプレッドはAxioryのナノスプレッド口座よりも、XMTRADINGのゼロ口座の方が狭いですが、取引手数料がXMTRADINGのゼロ口座の方が高いため、結果は主要6通貨ペア全てにおいてAxiory方がコストは低いとなりました。

 

Axioryのスタンダード口座とXMTRADINGのスタンダード口座のスプレッドを比較

通貨ペア Axioryスタンダード口座 XMTRADINGスタンダード口座
USD/JPY ドル/ 平均1.2pips 平均2.00pips
EUR/USD ユーロ/ドル 平均1.2pips 平均1.90pips
EUR/JPY ユーロ/ 平均1.4pips 平均2.70pips
GBP/USDポンド/ドル 平均1.4pips 平均2.90pips
GBP/JPY ポンド/ 平均1.7pips 平均5.40pips
AUD/JPY 豪ドル/ 平均1.8pips 平均4.80pips

スタンダード口座の比較でも、スプレッドに関しましてはAxioryでトレードをする方が、圧倒的に有利で有ることをデータが証明しています。

XMTRADINGのゼロ口座はスプレッドは狭いですがAxioryと比べますと、取引手数料が高いので比べた場合には見劣りがします。

スタンダード口座は圧倒的にAxioryの方がスプレッドは狭くXMTRADINGと比べた場合の優位性はAxioryにあると言わざるを得ません。

XMTRADINGのスタンダード口座はスプレッドが広すぎますね。

 

まとめ

Axioryのスプレッドについて書いてきました。

今回調査して、確かにホームページでスプレッドの狭さと約定力の確かさを大々的に謳っていますが、それに異存はないという結論になりました。

スプレッドの観点から言いますと、非常に安定した状態での取引が可能でトレードする上で、約定を阻まれるようなこともなく優良な海外FXブローカーで有ると思います。

ただ、気になるのは昨年211日早朝に、突然、口座を所持している全会員に向けてbitwalletからメールが届きました。

内容は、Axioryとの取引を停止するという内容でした。

Axiory Globe社は、201812月にこれまでのメインバンクであったSparkasseから銀行停止処分を受けたという情報とともに、bitwalletAxioryへの決済及びウォレットの提供を2019228日をもって中止する。」

翌日、Axioryからもメールが届きました。

「昨年末に、Sparkasse銀行がユーロ圏外の金融機関へのサービスの終了したことに伴い、業務提携を円滑に終了いたしました。

銀行取引停止処分等は受けておりません。」

Sparkasseより格上の金融機関とのシステム的なタイアップが決まり、メインバンクを変更した」

と言うような内容のメールを受け取った記憶が有ります。

海外FXの欠点は出金に有ります、そして、bitwalletは入金にも便利ですが、出金が手数料824円と大変安く、処理も早く出来る私たちトレーダーに取っては有りがたい会社です。

現在、Axioryは「STICPAY」や「Curfex」経由で入出金を出来るようにしていますが、やはりbitwalletほどは経費が安く、手軽に入出金をする事が出来ませんので、復活を望むところです。

 

 

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