
- FX口座はどうやって開設するのかわからない
- FX口座が開設できるか不安だ
これからFXを始める方、FX取引の経験がない方は、口座を開設する際、不安に思うかもしれません。
しかし、DMM.com証券(以下、DMM FXと略)のFX証券口座の開設は簡単に、しかも無料でできます。
この記事では、累計77万件(2020年3月末)と日本一の口座開設数を誇る
DMM FXのFX口座開設方法を超丁寧に解説します。
この記事を読むことで、DMM FXの口座開設方法やFX取引を始めるまでの手順が一からわかります。
FX口座開設の流れ
FX口座開設の流れを解説します。FX口座開設完了まで下記の流れになります。
次にFX口座開設の詳細を解説します。
1. 口座開設の申し込み・個人情報の入力
まずは、DMM FXの公式HP→FX口座開設申し込みフォームにアクセスし、必要な個人情報を入力します。
必要な個人情報は下記のとおりです。
- 口座の種類(個人か法人か→個人を選択)
- 氏名
- 性別
- 国籍
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 住所
- 職業
- 年収
- 金融資産・自己資産
- 投資目的(選択形式)
- 投資経験の有無(FX、株、先物など)
たくさんあって大変なようにも見えますが、早ければ5分~10分程度で入力完了します。
ただし、ミスや間違いがあると最悪審査が通らない場合もあるので、焦らず丁寧に入力しましょう。
2. 本人確認書類・マイナンバー確認書類の提出
個人情報の入力が完了すると、本人確認書類とマイナンバー確認書類を提出しなければなりません。
FX口座を開設するには、どこの証券会社でも、本人確認書類とマイナンバー確認書類の提出が必要です。
●DMM FXの確認書類提出方法
DMM FXの場合、以下の方法から提出方法を選択できます。
- スマホでスピード本人確認
- アップロード
- メール
- FAX
- 郵送
「スマホでスピード本人確認」では、スマホでマイナンバーや運転免許所の本人確認書類を撮影するだけでOKです。
オンラインで本人確認が完了すると、これまで取引を開始する際に不可欠であった「郵送物の受取り」が不要になるので
FX取引を最短で始めることができます。
「スマホでスピード本人確認」のみ、提出形式が
マイナンバー個人番号カード(顔写真つき)」か「運転免許証+マイナンバー通知カード」のどちらかです。
マイナンバーのカードも運転免許証も、表面と裏面の両方を撮影しましょう。
「アップロード」は、WEB上にマイナンバー確認書類と本人確認書類の画像ファイル(撮影かスキャンしたもの)をアップロードする形式です。
審査完了の期間が短いので、「スマホでスピード本人確認」または「アップロード」がおすすめです。
●マイナンバー確認書類とは?
「スマホでスピード本人確認」以外の方法、
「アップロード」「メール」「FAX」「郵送」の場合、
マイナンバー確認書類とは、【個人番号カード・マイナンバー通知カード・マイナンバー記載の住民票の写し】のいずれかです。
また、マイナンバー確認書類と本人確認書類の提出方式は下記の4つがあります。
【A】マイナンバーカード(顔写真付き)を持っている方は、マイナンバーカード(顔写真付き)一点のみの提出でOKです。
【B】マイナンバーカード(顔写真付き)を持っていない方は、
マイナンバー通知カードと、顔写真付き本人確認書類(運転免許証やパスポート、住民基本台帳カードなど)1点をそれぞれ提出しましょう。
【C】顔写真付き本人確認書類を持っていない方は、
マイナンバー通知カードと、顔写真なし本人確認書類(各種保健証や住民票の写し、印鑑登録証明書(発行から3か月以内のものなど))2点をそれぞれ提出しましょう。
【D】マイナンバーカード(顔写真付き)、マイナンバー「通知カード」を持っていない方は
マイナンバー記載の「住民票」を用意しなければなりません。
複数ページにわたる場合、全ページを送付し、住所、生年月日、印章が表示されていることを確認しましょう。
※【C】【D】は住民票などを発行しなければならず面倒なので、【A】または【B】をおすすめします。
●補足:マイナンバーが必要なのは、国や税務署が損益や税金を把握するため
マイナンバー提出の目的は、国や税務署がFXトレーダーの損益を把握するためです。
マイナンバー提出によって、FXトレーダーがどのくらい利益を上げているか、そしてどのくらい税金を納める必要があるかを
より正確に把握することが可能になりました。
話は少しそれますが、FX取引で一年を通じて利益をあげた場合は、年度末に確定申告を必ずしましょう。
もしFX取引で大きな利益を上げていて確定申告をし続けなかったら、脱税と判断され追徴課税をくらうので注意しましょう。
マイナンバーによって、あなたのFXの損益は、FX証券会社を通じて国や税務署が正確に把握しているので隠すのは不可能です。
●補足:マイナンバー確認書類は役所ですぐ発行できる
マイナンバー確認書類は市役所や区役所などの役所ですぐに発行してもらえます。
【C】【D】で住民票などを発行するなら、マイナンバーカードを作ったほうが早いでしょう。
FX口座開設以外にも今後マイナンバーが必要になるケースは増えてくるので、
マイナンバーカードや通知カードをもっていない方は、この機会に発行しておきましょう。
3. 口座開設調査(審査)
「スマホでスピード本人確認」ではWEB上で完結するので最短1時間~1日程度で済みます。
アップロードは口座開設完了の案内が簡易書留で郵送されるので1日~3日程度かかります。
4. 口座開設完了・取引開始
ご登録住所宛てにログインID・初期パスワードが記載された「口座開設通知書類」を簡易書留で郵送されます。
補足:審査落ちの原因
- 個人情報が正確でない
- 年収や資産が少ない
- 職業面での不利がある
- 過去に申し込みNGの経験がある
●個人情報が正確でない
当然ですが、個人情報と身分証明証、マイナンバー確認書類の情報が一致していない場合、間違っている場合は、審査が通りません。
個人情報は正確に入力し、身分証明証やマイナンバー確認書類はきれいにはっきりと撮影、スキャンしましょう。
●年収や資産が少ない
●職業面で不利がある
年収や資産が少ないにも関連しますが、職業面でNGになるケースも考えられなくはないです。
世の中には、大学生や専業主婦、無職でFX取引をしている人も大勢いるので一概に不利とはいえませんが、
無職よりもアルバイトやパート、契約社員や派遣社員、正社員や公務員という順に有利と考えるのが自然です。
職業に関しては他の原因よりも重要度は高くないと思われますが、念のため注意はしておきましょう。
●過去に申し込みNGの経験がある
過去にDMM FXに申し込みをして審査落ちになってしまった場合は、再度申し込みをしても審査落ちになる可能性が高いと思っておきましょう。
●審査落ちの対処法
FX証券会社は他にもたくさんあるので、あまり深く気にする必要はありません。
FX口座開設~FX取引開始まで
FX口座開設が終わったら、さっそくFX取引をしてみましょう。
FX取引までの手順は以下のとおりです。
1. 取引アプリの選択、ログイン
2. 入金
3. FX取引 新規注文→決済注文
4. 出金
1. 取引アプリの選択、ログイン
DMM FXはスマホとPCの両方にむけてFX取引アプリを無料で提供しています。
審査が完了したら、まずは取引アプリにログインしましょう。
スマホとPCでは、取引アプリやログイン方法が異なるのでそれぞれ解説します。
●スマホの場合
①スマホ向けのアプリ「スマートフォンアプリ DMM FX」をスマホにダウンロードしましょう。
②アプリを起動すると、ログインIDとパスワードを要求されます。
審査完了時に知らされたログインIDとパスワードを入力しましょう。
「スマートフォンアプリ DMM FX」はPCに匹敵する機能性と操作性を兼ね備えています。
経済指標発表などのポップアップ機能、ワンタッチでできる注文機能を備えているので場所を選ばずにFX取引ができます。
●PCの場合
PCの場合、DMM FXの取引ソフトはブラウザ上で使用できるので、ダウンロードやインストールの必要はありません。
(注:DMM FXのPCソフトは、windowsでもMacでも使用できます。
ただしブラウザは、Microsoft EdgeやInternet Explorer11、Safari最新版では、一部の機能制限や操作感が重い傾向があるので
Google Chrome最新版またはFirefox最新版が推奨されています。)
①DMM FXの公式HPの右上のログインをクリックしましょう。
②ログイン画面にて、審査完了時に知らされたログインIDとパスワードを入力しましょう。
③マイページのFX取引ツールから
「DMM FX STANDARD起動」または「DMM FX PLUS起動」のどちらかを選択しましょう。
DMM FXのPCのFX取引ソフトは、「DMM FX STANDARD」と「DMM FX PLUS」の2つが用意されています。
「DMM FX STANDARD」(左側の画像)はシンプルな操作で使いやすい入門用のFX取引ソフトです。
一画面にFXチャートや注文がまとまっていてわかりやすいですが、画面レイアウトを変更することができません。
「DMM FX PLUS」(右側の画像)は中級者~上級者向けのFX取引ソフトです。
本格的なテクニカル分析ができ、画面レイアウトを自分の好きなように変更することが可能になっています。
2. 入金
FX取引をするためには、証拠金としてFX口座に入金する必要があります。
入金方法は2種類用意されています。振込入金とクイック入金です。
振込入金は銀行窓口やATMなどから入金し、
クイック入金はインターネットバンキングを利用して入金します。
中でもクイック入金は、24時間対応し、即座に反映され、手数料無料も無料なので、非常に便利です。
振込入金の場合は、金融機関営業時間内なら2~3時間後、営業時間外なら翌営業日の午前中になります。
DMM FXでは「クイック入金」に対応している金融機関が約380行あります。
みずほ銀行や三菱UFJ銀行、三井住友銀行などのメガバンクやゆうちょ銀行はもちろん
ジャパンネット銀行や楽天銀行などのネット銀行、地方銀行や信用金庫にも対応しています。
●入金方法
①アプリまたは取引ソフトの「メニュー」より「クイック入金」をクリックすると、クイック入金画面が表示されます。
※画像は「DMM FX plus」です、メニューは左上にあります。
②金融機関名の検索ワードを入力し【選択してください】をクリックすると該当の金融機関名が表示されます。
表示された金融機関名からクイック入金を行う金融機関名を選択します。
③入金金額を入力し、【確認】をクリックすると、クイック入金確認画面が表示されます。
④入金内容を確認し、【実行】をクリックすると選択した金融機関のサイトに移動します。
金融機関のサイトにて、口座番号などの必要事項を入力したら、クイック入金完了です。
●FX口座にいくら入金すればよいか
FX口座にいくら入金するか悩みますが、最初は10万円程度が無難です。(FX初心者、未経験者は、取引通貨量は最低単位の10,000枚推奨!)
ドル円(例:1ドル100円)を10,000通貨をFX取引する場合、証拠金(口座の資金)は4万円以上(レバレッジ最大25倍相当)を維持する必要があります。
4万円を下回ると証拠金不足でポジションが強制決済され、新規でFX取引ができません。
通貨ペアによって必要な証拠金は異なってきますが、FX口座の資金は余裕をもって入金しておきましょう。
3. FX取引 新規注文→決済注文
FX口座への入金が完了したら、FX取引ができます。
FX取引の詳細(アプリやソフトの使い方、注文の種類など)はここでは省略します。
4. 出金
FX取引をしたら、定期的に出金しましょう。
口座残高から証拠金を引いた金額は、いつでも引き出すことができます。
出金方法は、入金同様「メニュー」から出金をクリックし、
出金額と金融機関(口座)を指定すればできます。
出金の最低額は2,000円です。ただし、口座解約などによる全額出金の場合は2,000円未満の出金も可能です。
出金手数料は無料です。
当日15時までの依頼はよく営業日に出金され、15時以降だと翌々営業日に出金されます。
クイック入金と違い、出金は即時に反映されませんので余裕をもって出金しましょう。
まとめ
この記事では、DMM FXの口座開設について解説しました。
- 口座開設の流れ
- 個人情報の入力
- 口座申請の方法(スマホかアップロードがおすすめ)
- 本人確認書類とマイナンバー確認書類の紹介
- 審査落ちの原因と対処法
- ログインや入金などのFX取引開始までの手順
DMM FXの口座は、簡単に、無料でできるので
これからFXを始める方は、口座を開設しておくことをおすすめします。