チャートと人

FXとは「Foregn Exchange」の略で、正式名称は外国為替証拠金取引のことを言います。

FXを一言で表すと「異なる2国間の通貨の売買」のことです。

日本円はもちろん、米ドルや、ユーロ、ボンドなど、 通貨そのものを買ったり売ったりすることで利益を得ているのが俗にいうFXトレーダーたちになります。

FXにおいて基本となる考えがあります。

それは「世界には様々な通貨が存在し、日々その価格というのは変動している」ということです。

FXにおいてはこの異なる2つの通貨ペアを売買して利益を得ます。

例えばドルが100円の時にドルを買って、102円になった時に売ります。すると2円の儲けになりますね。

このようにしてfxは他国の通貨を含めた2つの異なった国々の通貨を売買して利益を得る方法になります。

FXの通貨ペアとは?

XM通貨ペア一覧

通貨ペアとは、USD/JPYやEUR/USDのような通貨のペアのことを言います。

大まかな言い方をすると、

基本的に通貨ペアには2つしかありません

「/JPY」とつくものを「クロス円」

「/USD」とつくものを「ドルストレート」

といいます。

例えば、
米ドル/日本円
ユーロ/スイスフラン
ユーロ/ドル
というように『/』で区切って2国の通貨ペアを表します。

基軸通貨/決済通貨 例題

左側:”USD/”=「基軸通貨(=購入する通貨)」

右側:”/JPY”=「決済通貨(=購入に必要な通貨)」

FXにおけるこの2つの通貨ペアは左側を基軸通貨と呼びます。

逆に右側は「決済通貨」と呼び、購入する通貨を指します。

一般的なFX業者では発展途上国や新興国などのマイナーな国の通貨は扱いのない会社があるので10〜30程度の通貨ペアの取り扱いが一般的です。

初心者の方でFXの通貨ペア選びに戸惑ってしまうのがFX業者が提示する通貨ペアの表現方法になります。

この通貨ペアの表現方法はアルファベット3文字で表記されることがほとんどで「通貨コード」と呼びます。

通貨コード例
日本円:JPY(Japanese Yen)
米ドル:USD(US Dollar)
ユーロ:EUR(Euro)
ポンド:GBP(Great Britain pond)
カナダドル:CAD(Canada Dollar)

FXでEUR/USDのような日本円の入っていない通貨ペアで取引した利益は外貨で手元に入ってくるのか?

という質問も受けたことがありますが

外貨同士での通貨ペアで取引した場合は最終的に決済した利益を円に変わった状態で利益確定となりますのでご安心ください。

EUR/USDで儲かった利益はUSD/JPYの相場で円換算されて利益が決まるということです。

FXの利益の出し方は?

FXの通貨ペアを大まかに理解していただいた次はFXでの利益の出し方について解説いたします。

FXはForeign Exchangeの名の通り、日本語訳すると「2国間通貨の売買」になります。

例えば1ドル=100円の時にドルを買い
1ドル=102円になった時にドルを売ります。

すると2円の利益を得ることができます。

FXにおいて、特にドル円において2円の上昇というのは頻繁にあるものではありません。
なぜFXで大きな利益が上がったという人が多くいるのは

レバレッジとロットが関係してきます。

海外FXと国内FXのロットの違い

ロット(Lot)とは・・・FXを行う時の取引単位。
国内fx:1Lot=1万通貨
海外fxでは1Lot:10万通貨(※海外FX業者によっては1万通貨や100万通貨のところもある)

FXのメリットとデメリットは?

FXのメリットとは

FXのメリットはいくつもありますが、ここではFXの最大のメリットでもある3つをご紹介いたします。

レバレッジ

レバレッジとは「レバー」が原語ですがテコの原理とも言われており、少ない資金で大きな金額を取引することができる仕組みになります。少ない資金で大きな金額を取引しているとなれば、その余剰資金はどこから出ているんだ?

証券会社から借りているの?だとしたら借金になるんじゃないの?という疑問を持っている方がいるかもしれませんが

厳密に言えばFX業者の先にいるLP(Liquidity Provider)があなたのお金以上の取引ぶんをカバーしています。

とは言えFX市場の仕組みまで頭に入れてしまうとパンクしてしまいますので、ここでは「借りている」という認識で問題ありません。

FXは信用取引ですので元本以上の取引が可能となっています。その代表的な仕組みがレバレッジになります。

レバレッジとは
信用取引において証拠金を担保に投資資金以上の取引ができる仕組み

レバレッジをかけることによって小さな値動きでも十分な利益を稼ぎ出すことができます。
しかしレバレッジは諸刃の剣でもありますので扱いには非常に注意して利用しましょう。

相場が上がっても下がっても利益を出すことができる(空売り)

FXは貿易などでの両替とは異なり信用取引ができます。したがって空売り(売りから)始めることができます。

ないものをどうやって売るんだ?と思うかもしれませんが

この空売りができるということが何と言ってもFXの魅力でもあります。

<空売りの仕組み>

証券会社から借りる→売る→買い戻す→証券会社に戻す

もっと具体的にいうと、あなたが目をつけているA株(現在100円)が明日下がると予想します。

あなたは証券会社からA株を借りて売ります。あなたは100円の現金を手元に持ちました。

予想通り次の日にはA株が80円になりました。あなたは持っている100円の現金でその株を買い戻せば20円があまりますよね。

したがって20円の利益を得ることができます。

この仕組みをFXのような信用取引においては少額で高いレバレッジをかけて大きな金額を取引することができます。

 

日割で金利がつく(スワップポイント)

FXを始めている方は既にご存知かもしれませんが、FXにはスワップポイントというものが毎日つきます。

現金預金や外貨預金をしている方は体験したことがあるかもしれませんが、預金をしていると毎年銀行の定める金利がつけられます。

これは2国間での政策金利差分の金利が与えられます。

例えば
日本の政策金利:0・01%

トルコリラの金利:14%

だとした場合、日本円を売ってトルコリラを買えば年間13.9%の預金金利がつきます。

100万円分買っていれば1年後には1,139,000円になり、何もせず預金をしているだけで139,000円の利益が出ますね。

しかしFXにおいてはこの金利が”毎日”つきます。FXにおいてはレバレッジをかけることができるので必然的に取引量が外貨預金のような現金の数千倍の預金をできることと同義になります。

したがってそれだけの量に金利がつくので毎日付与される金利は年間ベースにすれば膨大なものになるのです。

例えば先ほどのトルコリラで現金預金の場合とFXでレバレッジをかけたスワップポイントを比較してみましょう。

トルコリラ19円 金利差13%の場合
<現金預金の場合>
100万円
金利13%/年=113万円
月利:10,833円
日利:361円
<FXのレバレッジ1000倍の場合>
100万円×1000倍=1,000,000,000円(10億円)
金利13%/年=130,000,000(1億3000万円)
月利:10,833,333(1千83万円)
日利:361,111円
レバレッジを効かせることと効かせないことでは同じ通貨を買うにしてもリターンが全く違います。
しかし、あくまでも為替レートが変動せず、ロスカットされない場合ですのでギリギリの取引量はやめましょう。

初心者はメジャー通貨で取引するべき!

アメリカの風景

FX経験者であればわかると思いますが相場というのは通貨ペアごとによって様々です

メジャー通貨とマイナー通貨の違い

メジャー通貨とは・・・世界的に取引流通量の多い通貨のこと。例えば米ドル・日本円・ユーロなど。

マイナー通貨・・・世界的に取引流通量の少ない通貨のこと。例えば南アフリカランドドルやメキシコペソなど(FX業者がそもそも扱っていないこともある)

ここではざっくりと話をしますが、FX初心者の場合にはドルやユーロ、円などのメジャーな通貨の利用をお勧めします。

というのもやはり取引量の多い通貨ペアでないと相場の急変に追いつけなかったりして開始早々ロスカットにあってしまうなどということも起こりやすくなります。

しかしメジャー通貨であれば取引量も多いため比較的値動きも小さくカントリーリスクも少ないですし情報量も多くなっているので経済指標などのファンダメンタルにも対応することができます。

ではメジャー通貨で取引をするべき理由をもっと詳しくみていきましょう。

メジャー通貨で取引するメリット

相場が安定している

ドルやユーロ、円などの世界的なメジャー通貨というのは市場参加者が多く取引量も多いため値動きが比較的緩やかになています。取引量が多いと値動きや緩やかになるのはそれだけ注文数が多いため板が密集しているということです。

したがって銀行やファンド会社などの大口の注文が入ったところでほとんど影響はありません。しかしマイナー通貨(南アランドドルやメキシコペソなど)の場合には、市場参加者が少なく板も薄いため大口の注文が入った時には為替レートは一気に飛びます。

また、メジャー通貨はマイナー通貨と比較してテクニカル分析が効きやすい傾向があります。

市場参加者が多いことから様々な取引をする人が増えます。

メジャー通貨には市場参加者が多いため機関投資家などの影響を受けにくいためテクニカル分析なども比較的通用しやすくなります。

情報が入手しやすい

FXにおけるメジャー通貨は途上国のようなマイナー通貨よりも情報量が非常に多くなっています。市場参加者が多いためその分メディアも注目しているということもありますが、情報は日本語でも翻訳されていることが多いため英語で情報が流れてくるよりも非常に理解しやすいです。

また先進国はメディアやソーシャルメディアの利用者が多いので情報伝達のインフラが整っています。

したがってネットにおいてその国の情報を入手しやすくなっています。

カントリーリスクが低い

メジャー通貨は相場が安定している、情報インフラが整っていること以外にもカントリーリスクが低いということが挙げられます「。

カントリーリスクとは・・・カントリーリスクとは、投資対象国や地域において、政治・経済の状況の変化によって証券市場や為替市場に混乱が生じた場合、そこに投資した資産の価値が変動する可能性のことをいいます。
特に国債など、その国の発行する債券に投資している場合は、発行元の国の政治・経済状態は非常に重要です。国はつぶれないという思い込みは危険で、世界では経済危機に陥っている国もあるのです

カントリーリスクとはつまりその国の安全性になります。例えば米国とシリアではどちらの国の方が政治情勢が不安定か問われればおそらく全ての人がシリアと答えるでしょう。

その国が戦争や経済的など有事の事件で潰れてしまえばその国の通貨を持っていてもただの紙切れになります。価値がなくなってしまえばスワップ狙いの取引をしていたところで意味がありません。

したがってメジャー通貨の方が有事の自体が起きずらく、カントリーリスクが非常に低いためFX初心者はマイナー通貨よりもメジャー通貨を取引した方がいいと言えます。

これまで債務不履行を宣言して国家が破綻することは決して稀ではありませんでした。

歴史上日本を含め多くの国が破綻してきました。

先進国よりも途上国の方が世界経済が不況に陥ると破綻リスクが上がり、それに伴って通貨価格の下落が起こりやすくなります。また先進国の方が有事の際にも途上国よりも安全なので先進国のメジャー通貨の方に資金が避難される傾向があります。

メジャー通貨で取引するデメリット

 

ではメジャー通貨で取引するメリットはお伝えしてきましたが、メジャー通貨で取引するデメリットとはなんでしょうか

メジャー通貨のデメリットはマイナー通貨のメリットと同じです。つまり値動きが小さいため利益がとりずらい、金利が低いためスワップ投資に向いていない、ということが挙げられます。ではそれぞれ細かく解説していきます。

値動きが小さい

メジャー通貨は値動きが小さいため利ざやがとりずらいという点が挙げられます。新興国やポンドなどのボラティリティの高い通貨では1日に400〜600Pips(4〜6円)程度の値動きがあることすらあります。

その際にうまく利益を取ることができれば、莫大な利益を上げることができますし、その波に乗れなければ損失を出すことになります。

しかしメジャー通貨は相場が安定しているためこのような1度で大きな利益を取れることが滅多にありません。

つまりFXのメジャー通貨は相場が安定しているという反面、先進諸国通貨と比較すると値動きが小さいという特徴があります。

したがって少額の取引ですと取れる値幅が小さくなってしまいますのである程度の資金がある人が合っているかもしれませんが少額から初めてハイレバトレードをしたいという方には適していません。

金利が低い

次にメジャー通貨の特徴として金利が低いことが挙げられます。

トレードをする上でスワップ金利は非常に大切です。したがってスワップ(政策金利)が高い通貨というのは買われやすく、逆にスワップが低い通貨は売られやすくなります。

米ドルやユーロ、円などのメジャー通貨は政策金利をあげなくても人気が集まるので経済情勢によって金利を定めます。

しかし新興国のマイナー通貨はやはり人気が低いため、買ってもらうためには金利を高くつけなければ購入者は集まりません。したがって新興国のマイナー通貨の方が先進国のメジャー通貨と比較して金利が高くなっています。

先進国は金利が低いので長期的なスワップ投資には向いていません。

またFXをこれから始めるという方は必ず扱う通貨ペアの各スワップレートを確認してどちらがスワップがプラスで、どちらの通貨がマイナススワップかということを確認しておきましょう。

マイナー通貨で取引するメリット

 

金利が高い

先ほど先進国はスワップが低く、新興国はスワップが高いということをお伝えしました。

新興国は金利が高く、昨年2018年のトルコリラショックの際にはトルコリラ売りが加速し、トルコの政策金利は24%まで上昇しました。つまり1年間保有しているだけで1.24倍の金利がつくのであれば美味しい話ですよね。

またFXによってレバレッジをかけることができれば外貨預金よりももっと多くの金利を得ることができます。

しかし政策金利の大小だけでどの通貨を買うか決めるのは非常に危険です。

政策金利が高いということはそれだけその国がリスクでありお金を集めたいということでもあるのでカントリーリスクが非常に高くなります。またその国が金利をつけて投資家に返すということはインフレリスクや返済困難な状況に陥る可能性もあります。

また投資家に金利をつければ金利を受け取った投資家はその国の通貨を売って自国通貨に戻すでしょう。すると為替レートも落ち込み、自分が買った時よりも低い価格になっていればスワップでいくらプラスであろうとも意味がありません。

スワップ投資を長期的に行うためには各国の経済情勢をこまめに観察すること、金利の変動、チャートの動きなどマクロとミクロの両方の視点が必要になります。

マイナー通貨で取引するデメリット

カントリーリスクが高い

マイナー通貨のデメリットにはカントリーリスクが高いということが挙げられます。

例えば2018年の年初から起こったトルコリラショック、ベネズエラのハイパーインフレーションなど日本などの先進国に住んでいる人たちは実感しにくいところがあるかもしれませんが

世界中でデフォルト(債務不履行)になることは珍しいことではないということだけ頭に入れておきましょう。

世界情勢に敏感に反応する

マイナー通貨は世界情勢が悪化すると真っ先に売られる傾向にあります。

世界がリスクオンの状態では金利目的で買いが入りますが大きな経済指標などで今後の世界情勢の雲行きが怪しくなると真っ先に売られ始めます。

FXにおいてリスクオフからオンへの切り替えは非常に早いですので気づいたらロスカットされていたなどといったことには気をつけたいですね。

FXの始め方は?

FXの始め方は大きく分けて3つのStepがあります。

Step1:FX口座の開設

銀行預金の口座を持っているように、fxを始めるためには口座開設をする必要があります。

国内には様々なfx業者があるのと同じように、海外にはそれ以上たくさんのFX業者があります。

国内FXにも海外FX業者にもそれぞれメリットデメリットがありますので

どこのfx会社を利用するのかということは事前に慎重に考えましょうね。

Step2:入金

FX業者で口座開設をしたらその口座に入金をする必要があります。

FXにおいて入金したお金のことを証拠金と呼びます。

預金というのは銀行口座に入っているからこそ預金と呼ばれますが、FX口座に入ったものは証拠金と呼ばれるようになるのです。

Step3:取引開始

証拠金を入金したらいよいよ取引開始となります。

FXで勝つためには
『取引手法・プラットフォーム(FX業者)・市場(通貨ペア)』の選定が非常に大切になります。

どれが欠けていてもfxで勝ち続けることができませんのでご自身の大切なお金が消える前に事前に必ず勉強してfx取引に臨みましょう。

おすすめの記事