ソーシャルトレードとは?メリットとデメリットを徹底解析

「ソーシャルトレードって何で注目されているの?メリットやデメリットを教えて」
「ソーシャルトレードをするならどんなことに注意すればいい?」

など、ソーシャルトレードの特徴やリスクについて疑問を持っている方は多いでしょう。ソーシャルトレードは、海外では広く普及している取引手法の1つです。プロやベテラントレーダーの取引を同期できることもあり、国内でも注目を集めています。

しかし、ソーシャルトレードの特徴やリスクを理解した上で利用しないと、すぐに大きな損失を負ったり適切な利用ができない可能性があるでしょう。

そこで今回は、次の4点について紹介していきます。

・注目されてる理由
・メリット、デメリット
・注意点
・証券会社

この記事を読むことで、ソーシャルトレードの特徴やリスクがわかります。興味を持っている方は、ぜひご覧ください。

目次



ソーシャルトレードとは

ソーシャルトレードとは、プロやベテラントレーダーなど、他人の取引をコピーできるシステムです。コピートレードとも呼ばれています。プロトレーダーなどの売買をそのままコピーできるため、FX初心者でも最初から良い結果を出すことが可能です。

仕事が忙しくてもチャンスを逃さず対応できますし、FX初心者でも手軽に始められることから、海外では一般的に使用されるシステムとなっています。



ソーシャルトレードが注目されてる理由

まずは、ソーシャルトレードが注目されている理由について紹介していきます。どのような理由で注目を集めているのか知ることで、ソーシャルトレードが人気な理由や特徴を把握できます。

また、どんな人に向いている取引システムなのかも理解できるでしょう。

以下は、ソーシャルトレードが注目されている4つの理由です。

1.プロのトレードをそのままコピーできる
2.トレード時間に縛られない
3.海外では一般的な取引手法の1つ
4.手軽にFXを始められる

各理由について、詳しく見ていきましょう。

注目理由1.プロのトレードをそのままコピーできる

ソーシャルトレードは、プロのトレードをそのままコピーできるシステムなので、注目を集めています。他人のトレードを自分の口座でコピーできるため、手軽で簡単な上、利益をたくさん稼げるチャンスがあるのが魅力です。自分が選んだトレーダーの取引が、そのまま自身の取引画面に反映されるため、初心者でありながら上級トレーダーの取引で稼ぐことができます。

「FXをやりたいけど取引に自信がない」「上手な人の取引を見て勉強したい」という人たちから特に注目を集めているシステムです。

注目理由2.トレード時間に縛られない

ソーシャルトレードが多くの人から注目を集める理由の1つが、トレード時間に縛られないことです。前述の通り、ソーシャルトレードはプロやベテラントレーダーなど、他人の取引をコピーできます。

そのため、自分で取引や分析をせずとも、他人が売買をしてくれます。裁量トレードであれば、どうしてもチャート分析や取引で時間を取られますが、ソーシャルトレードであれば時間に縛られることがありません。

注目理由3.海外では一般的な取引手法の1つ

ソーシャルトレードが注目されているのは、既に海外で広く普及しているためです。日本ではルールの問題で利用できませんが、海外では多くのFX業者がソーシャルトレードを提供しています。海外では1つの取引手法として確立されつつあるため、国内の多くのトレーダーも注目をしています。

注目理由4.手軽にFXを始められる

手軽にFXを始められることから、ソーシャルトレードが注目されています。なぜなら、コピーするトレーダーを選べば、あとは自動売買のように何もすることがないためです。経験や知識が乏しくても、ソーシャルトレードであれば利益を稼ぐことができます。「FX=難しい」というイメージを持っていた人でも手軽に始められるため、FX初心者から多くの注目を集めているシステムです。



ソーシャルトレードメリット、デメリット

ソーシャルトレードをするメリットやデメリットを知ることで、特徴やリスクへの理解を深めることができます。

以下は、ソーシャルトレードのメリット、デメリットです。

「メリット」
1.仕事中や寝ている間でも利益を稼げる
2.プロのトレードを見て勉強できる
3.初心者でも本格的なトレードで稼げる
4.テクニカル分析やファンダメンタルズ分析が必要ない
5.報酬があるのでコピーされる側も本気
6.本業への影響が少ない

「デメリット」
1.コストが高い
2.対応している国内FX業者はほとんどない
3.トレーダーの情報量が少ない
4.分析や取引の楽しさがわからない
5.資金管理やリスク管理がしづらい
6.プロの判断が正しいとは限らない

詳しい内容について、1つずつ確認していきましょう。

メリット1.仕事中や寝ている間でも利益を稼げる

ソーシャルトレードのメリットとなるのが、仕事中や寝ている間でも利益を稼げることです。ソーシャルトレードは、コピーしたい相手を選択すれば、基本的にあとはやることがありません。自動売買と同じで、勝手に売買が行われます。そのため、放ったらかしでも利益を稼ぐことが可能です。

裁量トレードだと、「深夜にFOMCの発表があるから値動きが大きいだろう。その時間まで何とか起きておこう」など、取引したい場合はチャートや取引画面を見ておく必要があります。しかし、ソーシャルトレードはすべてプロ任せなので、その時間に起きていなくてもチャンスを逃さず対応ができます。仕事中や寝ている間でも利益を稼げるのは、ソーシャルトレードのメリットです。

メリット2.プロのトレードを見て勉強できる

プロのトレードを直接見て勉強できることも、ソーシャルトレードのメリットと言えます。ソーシャルトレードをすれば、プロやベテラントレーダーの取引を自身の口座でコピーできます。「どんなタイミングでエントリーするのか?」「いつ決済するのか?」「急落の局面ではどんな対応をするのか?」など、リアルな対応を見れるのは貴重な経験です。プロトレーダーによるセミナーや本などでも勉強はできますが、相場は複合的要素で変動しているため、再現性は低いものが多いです。

ソーシャルトレードであれば、さまざまなシーンでプロがどう判断するか、リアルな対処法を勉強できます。上手く活用をすれば、短期間でトレードスキルを上達させることができます。

メリット3.初心者でも本格的なトレードで稼げる

FX初心者でも本格的なトレードで利益を稼げることが、ソーシャルトレードをするメリットになります。通常、FXを始めて間もない頃は、分析もできませんし、どのタイミングでエントリーや決済をしていいのかわからないものです。「損小利大」「感情に左右されないこと」など、言われても簡単にできるものではありません。

また、どの経済指標が相場に影響を与えるのかもわからない状況です。そのため、失敗をして損失を出しながら勉強をしていく必要があります。最初から、利益を稼ぐことは容易ではありません。

メリット4.テクニカル分析やファンダメンタルズ分析が必要ない

ソーシャルトレードのメリットの1つとなるのが、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析が必要ないことです。知識が豊富で実績のあるベテラントレーダーの取引をコピーできるため、自分で相場分析をする必要がありません。FX初心者の中には、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を苦手とする人もたくさんいます。

そもそも、相場分析に自信がある人は裁量トレードをしているでしょう。相場分析をするには、ある程度時間もかかるものです。分析に手間や時間をかけなくて済むのは、ソーシャルトレードのメリットと言えます。

メリット5.報酬があるのでコピーされる側も本気

ソーシャルトレードは、コピーされるプロやベテラントレーダーも報酬を受け取れるため本気で取引を行います。コピーされる側には、利益に応じた成功報酬が支払われる仕組みです。手数料のパーセンテージは業者によって異なりますが、利益を出した場合のみ「利益×●%」の成功報酬が支払われます。

そのため、コピーされるプロやベテラントレーダーは、利益を出さないと稼ぐことができません。もし、利益が出なくても報酬が支払われるシステムであれば、コピーされる側は本気で取り組まないでしょう。しかし、現在のソーシャルトレードは、利益を出さないと報酬が支払われないため、コピーされる側は手を抜かずにトレードを行います。

メリット6.本業への影響が少ない

本業への影響が少ない点も、ソーシャルトレードのメリットと言えるでしょう。裁量トレードであれば、「相場はどう動いているかな?急落していたらどうしよう?」「そろそろ含み益に変わっているかもしれない」など、常に相場や保有ポジションの状況が気になってしまうものです。「相場が気になって仕事に集中できなかった」というトレーダーは少なくありません。

ソーシャルトレードであれば、自分で取引をするわけではないため、本業への影響はほとんど出ないでしょう。本業に集中しながらFXで利益を稼ぐことができます。

デメリット1.コストが高い

ソーシャルトレードのデメリットとなるが、コストが高いことです。裁量トレードの場合、FX取引にかかるコストはスプレッドが主になります。業者によってはスプレッドの幅が広い場合もありますが、それほど大きいコストではありません。また、海外FX業者の場合は取引手数料がかかることもあります。

ソーシャルトレードの場合は成功報酬のコストが発生します。成功報酬とは、コピーした結果、利益が出た場合に支払う手数料のことです。利益に対するパーセンテージは業者ごとで異なりますが、10%〜30%の範囲が多く、大きなコストになります。トレードをコピーでき、放ったらかしで利益を狙えるので、コストがかかるのは仕方がありません。しかし、負担は決して小さくないため、成功報酬の金額も考慮してFX業者選びをする必要があります。

デメリット2.対応している国内FX業者はほとんどない

ソーシャルトレードは、対応している国内FX業者がほとんどない点もデメリットです。国内FX業者でソーシャルトレードを提供しているのは、みんなのシストレくらいです。ただし、みんなのシストレが提供しているのは「ソーシャルトレードのようなサービス」です。

国内では、トレーダーに成功報酬を支払うことができません。なぜなら、トレードにアドバイスをして報酬を得ることが金融庁で禁止されているためです。みんなのシストレでも、サービス料は取っていますが、成功報酬の支払いはありません。

実質的には、国内FX業者でソーシャルトレードをするのは不可能な状況です。ソーシャルトレードをするには、海外FX業者を利用するしか道がありません。ソーシャルトレードの利用にあたり、国内FX業者を選択できないのは大きなデメリットです。

デメリット3.トレーダーの情報量が少ない

トレーダーの情報量が少ないことは、ソーシャルトレードのデメリットです。ソーシャルトレードは、取引をコピーしたい相手を選ぶ必要がありますが、情報量が乏しいことも多いです。また、掲載されている情報が本当に信頼できるものなのか、わからない場合もあります。良い結果を出している情報が載っていたとしても、いつの時期のものかわからないこともあります。一時期の良い結果だけを載せている可能性もあります。限られた情報量の中で、コピー相手を見つけないといけないため、アタリハズレの差が激しいです。

デメリット4.分析や取引の楽しさがわからない

ソーシャルトレードのデメリットの1つが、分析や取引の楽しさがわからないことです。ソーシャルトレードは、プロやベテランに任せる完全自動売買なので、自分で相場分析をしてエントリーや決済をすることがありません。

裁量トレードであれば、自分で分析をしたり売買判断を行うことができます。損失を負うこともありますが、FXならではの分析や売買の楽しさを知ることもできます。第一の目的は稼ぐことですが、FX取引は楽しいものです。楽しみながら取り組むことが、上達につながります。ソーシャルトレードだと、分析や取引の楽しさが伝わりづらいのが、デメリットです。

デメリット5.資金管理やリスク管理がしづらい

資金管理やリスク管理がしづらい点は、ソーシャルトレードのデメリットです。完全コピーでの取引になるわけですが、コピーした側とされる側では資金状況が異なります。トレーダーは、資金状況によって取引手法やリスクの取り方が変わってくるものです。そのため、「コピーして放ったらかしにしていたら、ロスカットになっていた」など、大きな損失を負ってしまうこともあります。コピーした相手がどのようなリスク許容度で取引をしているのか、事前によく確認しておくことが重要です。

「プロ(ベテラン)だから」と安心しすぎていると痛い目に遭うことがあるため、注意してください。資金状況等がまったく違うトレーダーの取引をコピーするので、資金管理やリスク管理しづらい点がソーシャルトレードのデメリットになります。

デメリット6.プロの判断が正しいとは限らない

プロやベテラントレーダーの判断が正しいとは限りません。どんなに凄い投資家でも相場動向を完全に予測することはできないためです。そのため、コピーしたトレーダーの判断が間違っており、大きな損失を負うこともあります。FX初心者が判断をした方が良い結果が出るケースもたくさんあるでしょう。

そのため、日々勉強をして知識を得ながら、自信をつけていくことが大切です。そして、ある程度の自信がついたタイミングで裁量トレードに切り替えることをおすすめします。プロの判断が正しいとは限らないからこそ、力をつけて自分で稼ぎ始めることが大事です。



ソーシャルトレードの注意点

ソーシャルトレードをする上での注意点を理解しておくことも重要です。どのような注意点があるのか知ることは、ソーシャルトレードのリスク管理に役立ちます。また、ソーシャルトレードの利用判断にも活かせるでしょう。

以下は、ソーシャルトレードをする上での4つの注意点です。

1.損失を負うこともある
2.スキルや知識が身につかない可能性がある
3.タイムラグが発生することがある
4.いきなりロスカットになっていることもある

それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。

注意点1.損失を負うこともある

ソーシャルトレードをする上で注意点となるのが、損失を負うこともあることです。プロやベテラントレーダーの取引をコピーできるからといって、確実に利益を稼げるわけではありません。ソーシャルトレードをして、利益が出る場合もあれば、損失を負うこともあります。また、場合によっては大きな損失を負って資産を失うこともあります。

ソーシャルトレードに限ったことではありませんが、必ず勝てるような取引手法やシステムはありません。プロやベテラントレーダーに任せても、損失を負うリスクがあることを理解しておく必要があります。経験豊富なトレーダーでも負けることは必ずありますので、損失リスクも念頭に置いて利用することが重要です。

注意点2.スキルや知識が身につかない可能性がある

ソーシャルトレードをする上で注意したいのが、トレードスキルや知識が身につかない可能性があることです。プロやベテラントレーダーの取引をコピーして、じっくりと観察することはできますが、意欲がないとスキルや知識は身につきません。また、あまりにも知識がない場合は、プロトレーダーの取引を見ても、何がなんだかさっぱりとわからないでしょう。

ある程度の基礎知識がないと、「なぜこのタイミングで利確したのか」「ここでエントリーしたのはなぜか」など、仮説を考えることもできません。プロのトレードを見たからといって、必ずしもスキルや知識が身につくとは限らないこと、困惑してスキルアップを遠ざける可能性があることも理解しておきましょう。

注意点3.タイムラグが発生することがある

タイムラグが発生することもあるのが、ソーシャルトレードをする際の注意点です。コピーした取引が完全リアルタイムで反映されるわけではありません。タイムラグが発生する場合も多いです。スイングトレードなど中長期のトレードであれば、多少のタイムラグがあってもほとんど影響はありません。

しかし、スキャルピングやデイトレードのような短期で勝負をする場合は、大きな影響が出る可能性があります。そのため、コピーしているのが実績十分なプロトレーダーでも、タイムラグの影響で運用成績に大きな差が生じることがあるでしょう。ソーシャルトレードをする際は、タイムラグが発生することを前提として、業者やトレーダーを選ぶことが大事です。

注意点4.いきなりロスカットになっていることもある

ソーシャルトレードをしていて、いきなりロスカットになっている場合もあるため注意が必要です。プロトレーダーでも損失を負うことはありますし、損切りタイミングが遅く大損する場合もあります。

また、地政学リスクや経済問題などによって、突然、相場が暴落することもありえます。放ったらかしにしすぎると、いきなりロスカットになっていることもあるため、定期的なチェックは必要です。また、ソーシャルトレードをする際でも、自身で資金管理やリスク管理を徹底することが大事になります。



ソーシャルトレードが可能な証券会社

ここでは、ソーシャルトレードが利用できる証券会社・FX業者について紹介します。海外では多くの業者がソーシャルトレードを提供していますが、国内では限られます。利用できる業者を少しでも多く知っていれば、選択肢の幅も広がります。

以下は、国内でソーシャルトレードができるみんなのFXと、海外業者のインスタントトレードです。海外であればたくさんの業者が利用できますので、できるだけ多くの業者を調べ、比較した上で取引先を決めるようにしてください。

トレイダーズ証券みんなのFXとインスタントトレードの特徴について、見ていきましょう。

トレイダーズ証券 みんなのFX

厳密には海外のソーシャルトレードとは異なりますが、トレイダーズ証券みんなのFXにはソーシャルトレードのようなシステムがあります。プログラム、もしくはトレーダーから選べるのが特徴です。また、みんなのFXは、米ドル/円スプレッド0.2銭と低コストで、約定率は99.9%を誇ります。1,000通貨から取引ができ、24時間対応のサポート体制なので初心者も安心です。初心者セミナーやプライベートレッスン、スキルアップセミナーなども実施しています。

FXだけでなく、バイナリーオプションも取引が可能です。国内業者でソーシャルトレードをしたい場合は、みんなのFXで利用できます。

インスタントトレード

インスタントトレードでもソーシャルトレードが可能です。ただし、インスタントトレードは海外業者で金融庁の許可は取っていない業者になります。収益額や勝率などのカテゴリでフォロー者を選択でき、オススメランキングもあるため、始めてでも選びやすいのが特徴です。日本語にも対応しています。



まとめ

今回は、ソーシャルトレードのメリットやデメリット、注意点や注目される理由などを紹介いたしました。あらためて、最後にここで紹介した大事なポイントをまとめると、次の4点です。

・ソーシャルトレードはプロやベテラントレーダーの取引をコピーできる
・海外では普及しており、多くのトレーダーが利用している
・初心者でもプロの取引で利益を狙うことができ、時間も縛られない
・ただし、プロでも負けるため損するリスクはある

ソーシャルトレードは損失リスクもあり、タイムラグなどの注意点もありますが、魅力的な取引手法の1つです。上手く活用できれば、忙しい方でもFXで利益を出していくことが可能です。国内ではみんなのシストレ、海外では多くのFX業者でソーシャルトレードの利用ができます。

興味がある方は、しっかりと資金管理・リスク管理をした上で、早速始めてみましょう。

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