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今回は投資には欠かせない単利運用と複利運用についてお話します。

投資に携わったことがある人は単利運用と複利運用という言葉を聞いたことがあると思いますが、両方の意味とそれぞれのメリットデメリットを理解している人は少ないのではないでしょうか?

今回はFXのみならず投資をしている人に向けて単利運用と複利運用、どちらをしていくのかの指針となり今後の投資生活において自分のスタイルをどちらにするのかに役立てば幸いです。

FXの単利運用とは?

単利運用とは

毎月出た利益を出金するなどをして、利益を確保しながら、入金金額を一定に保つ運用方法

例えば自動売買システムを運用している場合などはシステムによっては証拠金に対して自動でLot数が変わってしまうので利益を引き出し続けることによってリスクヘッジとロット数を抑え続けて運用する方法になります。

単利運用とは当初運用に入金した金額が増えたとしても入金額に対してのみ運用をかけていく方法になります。

例えばFXで初回入金をした金額が100万円の場合

10%の利率が出れば10万円の利益になります。残高が110万円になりますが、110万円のうちの100万円の元本に対してのみ運用をかけていくので

翌月に同じ10%が出たとしても利益は10万円と変わらず、120万円になります。

例えば、資金10万円 平均月利20%の場合

期間
資金月の利益 (20%)利益合計
1ヶ月目10万円2万円2万円
2ヶ月目10万円2万円4万円
3ヶ月目10万円2万円6万円
4ヶ月目10万円2万円8万円
5ヶ月目10万円2万円10万円
6ヶ月目10万円2万円12万円
7ヶ月目10万円2万円14万円
8ヶ月目10万円2万円16万円
9ヶ月目10万円2万円18万円
10ヶ月目10万円2万円20万円
11ヶ月目10万円2万円22万円
12ヶ月目10万円2万円24万円

このように単利運用の場合でこのイメージだと、毎月2万円の利益が出た場合は年間24万円の利益が出ることとなります。

単利運用のメリット

単利運用のメリットとしては運用を開始し長く続ければ続けるほどリスクが小さくなっていくということが挙げられます。

例えばFXなどの証拠金取引においてロスカットの原因となるのは証拠金維持率が圧迫された時です。

単利運用をしていれば元本のみに対して取引をしていくため利益分は証拠金維持率が圧迫されなくなります。

証拠金維持率がロスカット水準に達するまでの値幅が上がりロスカットがされにくくなります。

単利運用のデメリット

単利運用のデメリットは複利運用と比べて資金効率が低いということが挙げられます。

例えば200万円の残高だとしても100万円に対して運用をかけていくので10%の利率を出したとしても残高と比較した際には5%の利率となります。

一定の金額ずつ増えていき、リスクも減っていくものですがもし複利で回していたらもっと利益が取れていたというような機会損失を生むことになります。

複利運用と比較すると長期的に見たときに単利運用の方が資金効率が悪くなります。

FXの複利運用とは?

複利運用とは、入金額と利益の合算に対して運用をかけていく方法になります。

複利運用とは
毎月の利益を出金せずに、出た利益をそのまま運用資金として運用していく方法です。

資金10万円 平均月利20%の場合

期間
資金月の利益 (20%)利益合計
1ヶ月目10万円2万円2万円
2ヶ月目12万円2.4万円4.4万円
3ヶ月目14.4万円2.88万円7.28万円
4ヶ月目17.28万円3.456万円10.736万円
5ヶ月目20.736万円4.147万円14.883万円
6ヶ月目24.883万円4.976万円19.859万円
7ヶ月目29.859万円5.971万円25.83万円
8ヶ月目35.83万円7.166万円32.996万円
9ヶ月目42.996万円8.599万円41.595万円
10ヶ月目51.595万円10.319万円51.914万円
11ヶ月目61.914万円12.382万円64.296万円
12ヶ月目74.296万円14.859万円79.155万円

このように資産の増えるスピードが全然違います。

単利が24万円の利益
複利が約80万円の利益

とその差は56万円となります。

アインシュタインが「複利は人類最大の発明」と評したといわれているくらい、複利のパワーはすごく

仮に月利10%を5年間続けたとすれば100万円が3000万円に化けてしまいます。

したがって月利30%などといった甘い誘惑にわ負けず現実的にその数字は出続けるのだろうかということも考えておくことが重要になります。

複利運用のメリット

複利運用のメリットはアインシュタインが人類最大の発明との名言を残したように、複利は元本と利益に対して運用をかけていくため資金効率を最大化することができます。

 

複利運用のデメリット

複利運用のデメリットとしては「負けてしまったときに損失が大きくなる」ということです。複利運用は元本と利益に対しての両方に運用をかけていくので必然的にリターンも大きくなる反面、リスクも大きくなります。

FXの単利とは

FXの単利運用とは、残高に対して一定のロット数をかけていくことを言います。

例えば100万円に対して1Lotを入れる取引で利益が10万円出たとします。

残高は110万円になりますが、Lot数を変えずに110万に対して1Lotを入れる方法になります。

したがって10万円分は証拠金維持率に余裕ができるためロスカット水準までの幅が広がることでリスクが減っていきます。

FXの複利とは

FXの複利運用とは最初は元本に対して運用をしていくのですが、利益が10万円出た場合

100万円に対して1Lotの取引をしていた時とは異なり
110万円に1.1Lotの取引をします。

したがって100万に対して1Lotを打つのと110万に対して1.1Lotを打つのでは証拠金維持率が同じになるので(為替レートが同じ場合)リスクは一定のままです

しかし反対に1.1Lotの取引になるため1Lotで取引していた時よりも0.1Lot分利益が大きくなります。

また損失が出た場合には0.1Lot分損失額が増えるということも覚えておきましょう。

まとめ

FXを単利運用することも複利運用することもそれぞれにメリットとデメリットがあります。

どちらが良い悪いということではなく、自分の取引スタイルに合わせて単利運用か複利運用かを決める必要があります。

少額から資金効率を最大化して運用をしたいという人は複利運用をすればいいですし、大きな資金をリスクを抑えて取引したい場合には単利運用をするといいでしょう。

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